西武、新型特急001系「ラビュー」公開! 車内も外観に負けず個性的だった 巨大な窓!

「ほほ笑む機能」も搭載

 座席は横1列あたり4席(左右に2席ずつ)のリクライニングシートが配置されています。黄色をベースにした腰掛けが特徴です。客の背丈に合わせて調節できる枕と、肘掛けに収納するタイプのテーブルが備えられました。

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「ラビュー」がほほ笑んでいるように見える「スマイルモード」の実演(2019年2月14日、草町義和撮影)。

 西武は「身体をやわらかくつつみ込むソファーのようなデザイン」でまとめたといい、実際にシートをリクライニングすると、肘掛けも合わせて傾きます。座席には1席に1口ずつ電源コンセントが用意されており、車内では無料の公衆無線LANも利用できます。

 トイレは1号車と5号車の2か所に設けられました。このうち1号車のトイレはバリアフリーに対応。5号車は男女共用に加え、男性専用、女性専用、パウダールームが設けられました。西武の鉄道車両に女性専用トイレが設けられるのは、これが初めてです。

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黄色の座席が並ぶ「ラビュー」車内。
1席1口の電源コンセント。
西武の鉄道車両に初めて設置された5号車の女性専用トイレ。

 ちなみに、先頭車両のヘッドライトとテールライトには、「スマイルモード」と呼ばれる機能も追加されました。これはヘッドライトを半円弧状に点灯させ、あわせ円形の赤いテールライトも点灯させるもの。実際に見てみると、赤いほっぺの子がほほ笑んでいるように見えました。スマイルモードはイベント用のため、通常の運転で見ることはできません。

「ラビュー」は、8両編成7本が導入される計画です。3月16日(土)から池袋線・西武秩父線の池袋~飯能~西武秩父間を結ぶ特急「ちちぶ」「むさし」で使われます。すでに2編成が完成していますが、当面は最初に完成した1編成のみ使用。平日は下り5本と上り6本の「ちちぶ」「むさし」が「ラビュー」で運転されます。

 西武は今後も引き続き「ラビュー」の編成を増やす方針。池袋線・西武秩父線では2019年度末までに、特急列車のすべての車両を「ラビュー」に置き換える予定です。

【了】

【写真】ついに公開された西武新型特急「ラビュー」

Writer: 草町義和(鉄道ニュースサイト記者)

鉄道誌の編集やウェブサイト制作業を経て鉄道ライターに。2020年から鉄道ニュースサイト『鉄道プレスネット』所属記者。おもな研究分野は廃線や未成線、鉄道新線の建設や路線計画。鉄道誌『鉄道ジャーナル』(成美堂出版)などに寄稿。おもな著書に『鉄道計画は変わる。』(交通新聞社)など。

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