エレベーターは「どこでもドア」!? 小田急線の登戸駅が『ドラえもん』仕様に
小田急電鉄が「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」の最寄駅のひとつである登戸駅をマンガ『ドラえもん』のキャラクターで装飾。ドラえもんやのび太たちが駅を彩り、エレベーターは「どこでもドア」になりました。
乗り場案内もごみ箱も装飾
小田急電鉄が2019年2月26日(火)、故藤子・F・不二雄さんのマンガ『ドラえもん』のキャラクターで装飾した登戸駅(川崎市多摩区)を報道陣に披露しました。
駅の階段や壁に、ドラえもんやのび太、しずか、ジャイアン、スネ夫、ドラミのイラストを装飾。駅名標やのりば案内は、ドラえもんをイメージした青色と白色が使われ、アクセントとして首輪の赤色や鈴もデザインされています。コンコースとホームを結ぶエレベーターは、出入口が「どこでもドア」です。
改札付近にはドラえもんの等身大フィギュアやデジタルサイネージが、コンコースには小田急電鉄の特急「ロマンスカー」や観光地「箱根」の広告映像を、「ドアの向こうの景色」として映す「どこでもドア」が設置されています。
装飾のコンセプトは「ドラえもんたちのいる すこしふしぎな駅」です。登戸駅は「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」(川崎市多摩区)の最寄駅のひとつで、今回の装飾には同ミュージアムが協力。多くの人に「ワクワク感」を感じてもらい、小田急線の登戸駅や「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」に来てもらいたいとしています。
披露された26日(火)には、駅構内で完成記念式典を開催。小田急電鉄 取締役社長の星野晃司さん、小田急線登戸駅長の水島悦子さん、「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」館長の伊藤善章さんとともに、ドラえもんも出席しました。
小田急電鉄の星野社長は、ホーム待合室のベンチと、コンコースの「どこでもドア」が好きな装飾と言います。ベンチはドラえもんを見付ける喜びがあり、コンコースの「どこでもドア」は、『ドラえもん』のひみつ道具と小田急電鉄の広告コンテンツが融合したこれまでにないものである、というのが理由とのことです。
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