旧海軍高雄型重巡に幻の5番艦 アメリカ生まれ砂漠育ちの「ミューロック・マル」とは?

旧日本海軍の高雄型重巡洋艦は「高雄」「愛宕」「摩耶」「鳥海」と4隻が建造されましたが、実は幻の、5隻目の高雄型が存在しました。建造されたのは当時の敵対国アメリカ、しかも砂漠のど真ん中で、といいます。どういうことでしょうか。

【画像】アメリカ軍側資料における高雄型重巡洋艦の見取り図

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1939(昭和14)年に近代化改修された後の、「高雄」および「愛宕」の見取り図。オリジナルの印刷物はアメリカ海軍情報局による(画像:アメリカ海軍)。

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1981年生まれ。航空軍事記者、写真家。航空専門誌などにて活躍中であると同時に世界の航空事情を取材し、自身のウェブサイト「MASDF」(http://www.masdf.com/)でその成果を発表している。著書に『JASDF F-2』など10冊以上。

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コメント

2件のコメント

  1. すごいですね、、

    砂漠の真ん中に建てたこと自体もそうですが高雄型がモデルの標的艦なんて初耳でした。

    勉強になりました。

  2. 後の砂上艦だったりして