JAL現役パイロット、CA、グランドスタッフ、整備士が「仕事」を語る 時差ボケ対策も
JALが中高生向けのイベント「空育 空の仕事を知ろう!」を開催。現役のパイロットやCA、整備士、グランドスタッフが、仕事を選んだきっかけや仕事の内容などを語りました。
パイロットは休日に体内時計を調整
JAL(日本航空)が2019年3月29日(金)、同社の羽田空港オペレーションセンターなどで「空育 空の仕事を知ろう!」を開催しました。
「将来、飛行機の世界や航空会社で働きたいという皆さまの夢を、少しでも実現に近づけるためのお手伝い」としてJALが行っている子ども向け次世代育成プログラムで、今回は中高生72人が参加しました。
講師はパイロットの今森進介さん、CA(客室乗務員)の石川めぐみさん、グランドスタッフの野川美瑞希さん、整備士の稲田堅斗さんの4人。それぞれが仕事を選んだきっかけや仕事の内容などを語りました。
パイロットの今森さんは、「機内アナウンスや無線で地上と連絡するときに英語を話しますが、高校卒業レベルの会話力であれば最低限はクリアできます。ただ、万が一の緊急事態に備えて、機内のお客様が不安にならないよう、きちんと英語を話せないといけません」と語学力の必要性を説いています。
講義の合間には質問タイムも。「休みの日は何をしているのか」との質問に対して今森さんは、「国内線だけでなく国際線にも乗務するので、時差ボケを解消するために運動をしたり、昼寝をしたりして体内時計を調整しています」と答えました。
講義終了後は、JALのCA歴代制服や様々な仕事を紹介している「JAL工場見学~SKY MUSEUM~」へ移動。講師への追加質問や記念撮影を行っています。
イベント「空育 空の仕事を知ろう!」は春と夏の年2回実施。次回の開催は8月の予定だそうです。
ちなみに、今回の参加者は中学生が35人、高校生が37人。24人が男性で、女性は倍の48人でした。
【了】
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