5000形新造や「EXE」リニューアルなど推進 小田急、2019年度の鉄道事業投資計画を発表

「ロマンスカーミュージアム」計画も進行!

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リニューアルされた30000形「EXEα」(2016年12月、恵 知仁撮影)。

 小田急電鉄は2019年4月26日(金)、新型通勤車両5000形電車の新造や特急「ロマンスカー」車両30000形電車「EXE」のリニューアルなどを盛り込んだ2019年度鉄道事業投資計画を発表しました。投資総額は327億円です。

 鉄道車両は、2019年度中の導入を目指して5000形電車を製造。30000形「EXE」の1編成は、外観や内装などをリニューアルし「EXEα」とします。通勤車両1000形電車2編成も車いすスペースや自動放送装置の設置などといったリニューアルを行います。

 駅では、参宮橋、向ヶ丘遊園、片瀬江ノ島の各駅駅舎のリニューアルを推進。下北沢駅は駅商業施設や通路部の整備を進めます。代々木上原(1・4番線)、東北沢、世田谷代田、梅ヶ丘の各駅にはホームドアを設置します。

 土砂崩壊などの被害抑制のため、2019年度も愛甲石田~伊勢原間、東海大学前~秦野間で法面を改修。愛甲石田駅と小田急多摩センター駅では地震対策として点状補強工事を、新百合ヶ丘~柿生駅のトンネルでは耐震補強工事を行います。

 海老名駅の隣接地では、「“子ども”も“大人”も楽しめる鉄道ミュージアム」をコンセプトとした、小田急の歴史を後世に伝える「ロマンスカーミュージアム」が建設されます。2021年春の開業を目指して工事が進んでおり、2019年度は施設建物の建築が進められます。

【了】

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コメント

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3件のコメント

  1. 点状補強工事って何?
    天井のこと?

  2. EXEのリニューアル車は快適に感じました。
    近鉄ACE22000のリニューアルのイメージですかね、通勤型のリニューアルも新車のイメージで改めてリニューアル車の存在を見直しましたよ
    以前は近鉄ですとチケットレスサービスのシートマップからアーバンライナーネクストやACE22600を割り出し利用してましたがリニューアル車もいいですね。
    ロマンスかークラブも追々ではありましたが今ではシートマップから座席も選択できますし、窓枠のシートピッチも確認できたりで便利です。
    ロマンスかーミュージアム期待が持てそうですね、相模大野の工場で車両の関係の準備も進んでるようです。
    かつては急行箱根湯本行きなども運転されていた歴史他楽しみですね。

  3. 様々なサービスには感謝しますがね
    朝のロマンスカーの長距離利用者優先販売を是非やめてもらえないでしょうか?
    例をあげると本厚木から新宿は満席で同じ列車で秦野から新宿は空席、一旦秦野から新宿で決済して後に区間を本厚木から新宿に変更すると取れてしまうシステムおかしいでしょうに!
    これ逆にホームウェイでも短距離客に売らずに長距離客の為に席を抑えてるってことなんでしょうか?
    これを見越した利用者がキャンセル待ちの行列と化したりで