ある意味日本の「エリア51」 毎夏恒例、富士山麓の夜空に浮かぶ発光体の正体は…?

富士山麓では毎年夏になると、夜空にゆらゆら浮かぶ発光体が観測されます。そこは自衛隊の演習場で、一般人は簡単に入れない地域……とはいえ中で何が行われているかはお察しのとおりですが、いくつか種類がある発光体の正体を見ていきます。

【写真】落下傘が次々と 発光体に深く関与する第1空挺団の降下

Large 20190509 01
輸送機から降下する陸上自衛隊第1空挺団の隊員たち。夜間降下では、降下誘導小隊が浮かべる「発光体」を頼りに、暗闇の中へ飛び出していく(武若雅哉撮影)。

この画像の記事を読む

この記事の画像をもっと見る(6枚)

Writer:

2003年陸上自衛隊入隊。約10年間勤務した後にフリーフォトライターとなる。現場取材に力を入れており、自衛官たちの様々な表情を記録し続けている。「SATマガジン」(SATマガジン編集部)や「JWings」(イカロス出版)、「パンツァー」(アルゴノート)などに寄稿。

最新記事

コメント

2件のコメント

  1. 夜間演習は普通のチケットでは入れないでしょ?

    記憶違いかもしれないけど。

    浅田次郎の短編だと、照明弾を視認したら下手に伏せたりするよりその場で立ち尽くす方が敵から認識されないと。

    今後見られないだろう、74式のサーチライトはすごかった。

    戦車の前面に真夏の真昼ができる光の強さだった。

  2. こっちも見た。昭和59年8月、御殿場ルートで夜空に数々の無数の白銀のかけらが、ゆらゆらと光が広がるように下に落ちることがなく消えていった。あれは何だろうか。照明弾とは思えない。