鉄道の信号機、何を運転士に伝えているのか 道路とは異なる色の組み合わせと意味

鉄道の信号機は道路と同じく3色ですが、その意味は必ずしも同じではなく、なかには4灯以上の信号機も。列車同士の衝突事故を起こさないよう、あるルールを守るための指示を運転士に伝えています。

4灯以上の信号機も

 道路に信号機があるように、鉄道にも信号機があります。現在の鉄道信号機は、赤、黄、青(緑)の3色を使うタイプが主流。使っている色は道路の自動車向け信号機と同じですが、その色の意味は、必ずしも同じとはいえません。

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線路の脇や上には信号機が設置されている(2019年6月、草町義和撮影)。

 鉄道信号機の赤は「停止」で、「この信号機を超えて先に進んではならない」という意味。青(緑)は「進行」を示しており、「(その線路で定められている最高速度の範囲内で)信号機の先に進むことができる」という意味です。

 一方、黄は「注意」です。道路の自動車向け信号機が表示する黄信号は「所定の停止位置を超えて進んではならない(所定の停止位置に近付いていて、その位置に安全に停止できない場合を除く)」ですが、鉄道信号機の「注意」は「(最高速度に一定の制限を加えた)遅い速度で進むことができる」という意味になります。

 このほか、鉄道の信号機には「警戒」「減速」「高速進行」という表示もあります。しかし、「停止」「注意」「進行」とあわせて最大6つの表示があることになり、3色3灯の信号機で表示するのは困難です。

 そのため、「警戒」「減速」「高速進行」を示す必要がある信号機は、黄と青(緑)を増やした4~6灯の信号機を使用。「警戒」は黄をふたつ、「減速」は黄と青(緑)を組み合わせて表示します。いずれも「注意」と同じで速度を制限するもの。所定の速度より遅く走ることを条件に先へ進めます。

 それぞれの信号が示す速度は鉄道事業者によって異なりますが、速度の遅い順に「停止」→「警戒」→「注意」→「減速」→「進行」になります。

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コメント

4件のコメント

  1. YGF現示の説明は、ないんですね。

  2. 高速進行の導入経緯に北越急行が出てこなくてモヤモヤ感。
    あと、先の方仰ってますが抑速は?
    高速進行でスカイアクセス引き合いに出すのなら余計に。

  3. YGフラッシュとかの説明が抜け落ちてる。
    Wikipedia以下の内容ですね。
    あとRYG以外の現示もあります。

  4. 説明文ではスカイアクセスを用いてるのに 、写真は北越急行という謎。