鉄道の信号機、何を運転士に伝えているのか 道路とは異なる色の組み合わせと意味

鉄道の信号機は道路と同じく3色ですが、その意味は必ずしも同じではなく、なかには4灯以上の信号機も。列車同士の衝突事故を起こさないよう、あるルールを守るための指示を運転士に伝えています。

おもな目的は「車間距離」の確保

「高速進行」は「130km/hを超えて進んでもよい」という意味です。新幹線を除く日本の鉄道路線(在来線)は、かつて最高速度が130km/h以下(青函トンネルは140km/h)でしたが、京成電鉄の成田スカイアクセスなど最高速度160km/hの鉄道路線が整備されたため、新たに「高速進行」という表示が定められました。

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最高速度130km/h以上の路線の信号機では、130km/h以上で進んでもよいことを青(緑)2灯で示す「高速進行」の表示もある(2004年6月、草町義和撮影)。

 このように、鉄道の信号機は速度に関し、きめ細かな表示を行っています。これは列車同士の衝突事故を防ぐためです。

 鉄道路線は通常、一定の間隔で細かく区切られています。この細かく区切った区間を「閉そく区間」といい、「ひとつの閉そく区間には1本の列車しか入れない」というルールを設け、安全な「車間距離」を保つようにしているのです。

 そのため、閉そく区間の境界付近に「閉そく信号機」を設置。たとえば、次の閉そく区間に列車がいる場合は赤を表示して列車を停止させ、ふたつ先の閉そく区間を列車が走っているときは黄色の「注意」を示して速度を落とさせるというように、各列車の速度を調整することで、「1閉そく1列車」になるようにしているのです。

 それぞれの閉そく区間には、たとえば「第二閉そく」などといった番号が付けられており、運転士は各区間の閉そく信号機の表示を指さししながら「第二閉そく進行」と声を出して表示内容を確認し、列車を走らせたり停止させたりします。番号を省略して、単に「進行」「停止」と言う場合もあります。

 なお、閉そく信号機のほかにも、駅など列車が発着するポイントに「出発信号機」や「場内信号機」などが設置されていて、出発や進入の可否などを示します。また、200km/h以上の高速運転を行う新幹線を中心に、一部の路線では「車内信号」を導入。運転士は車両の外にある信号機ではなく、運転室内に設置された信号表示装置を見て、列車の速度を調節します。

【了】

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コメント

4件のコメント

  1. YGF現示の説明は、ないんですね。

  2. 高速進行の導入経緯に北越急行が出てこなくてモヤモヤ感。

    あと、先の方仰ってますが抑速は?

    高速進行でスカイアクセス引き合いに出すのなら余計に。

  3. YGフラッシュとかの説明が抜け落ちてる。

    Wikipedia以下の内容ですね。

    あとRYG以外の現示もあります。

  4. 説明文ではスカイアクセスを用いてるのに 、写真は北越急行という謎。

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