羽田に到着のJALエアバスA350-900型機は「初」づくし!違いをパイロットが語る

JALが導入するエアバスA350-900型機の初号機が、フランスのトゥールーズから羽田空港に到着。JALのエアバス機導入は初めてなど、「初物づくし」といいます。従来のボーイング機とどう違うのか、パイロットが語りました。

ボーイング機と異なるエアバス機の操縦

 エアバスの飛行機は、コックピットの座席横にある「サイドスティック」で操縦するのが特徴。JALグループでは、ボーイング(アメリカ)や、エンブラエル(ブラジル)、ボンバルディア(カナダ)、サーブ(スウェーデン)、ATR(フランス、イタリア)の飛行機を運航していますが、いずれもクルマのハンドルのような「コントロールホイール」タイプです。

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コクピットの窓の黒縁が特徴。
初号機は「『挑戦』のレッド」の特別塗装がされている(2019年6月14日、伊藤真悟撮影)。
JAL初導入のロールスロイス製エンジン。

 JALの「サイドスティック」初導入となる、このたび羽田へ到着したA350-900型機。トゥールーズからのフライトを担当した宮下 篤機長は操縦感覚の違いについて、「ずっとボーイングの飛行機を飛ばしてきましたが、A350型機はパイロットの要求に機敏に反応してくれます。繊細な操作は『サイドスティック』のほうがしやすいです」と話します。ディスプレイ類も欲しい情報がすぐに出てきて、「未来の飛行機」という印象を受けたそうです。

 また仲本大介機長は、エンジンについて「とても静か」と感じたとのこと(このフライトは機長2人制)。ちなみに今回、A350-900型機のJAL初号機は、サトウキビが原料の「バイオジェット燃料」で日本にやって来ました。

 トゥールーズからは初号機とともに、JALの植木義晴会長も羽田へ到着。あえて今回のフライトまで、実機も客室の内部も見ないようにして楽しみにしていたそうで、搭乗した感想として「A350の導入は間違いではありませんでした」と話しました。詳細は明らかにされませんでしたが、客室中央上部にある荷物棚(ハットラック)に新しい工夫がしてあるといいます。

 JALのA350-900型機は、9月1日(日)の羽田発福岡行きJL317便でデビュー予定。その後、国内幹線の羽田~新千歳、那覇線などへ順次投入される計画です。

【了】

【写真特集】羽田に到着したエアバスA350-900型機のJAL初号機「『挑戦』のレッド」!

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