空港のようなデザイン! 最新訓練施設「ANA Blue Base」を取材 一般公開予定、茶室も

ジェットエンジン、そして茶室…なぜ?

 まず案内されたのは、整備士を養成するための施設「Maintenance Training Mock-up」。主に新入社員の技術習得に使われるといい、この日は、ジェットエンジンと車輪についてのトレーニング中でした。またエリアの各所に、主翼の先端や機体の最後部、客室や貨物室のドアも並んでいました。

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「Maintenance Training Mock-up」部屋の中央にはジェットエンジンが鎮座。
メインギア(主翼の下の車輪)の整備トレーニング中。
「茶室」に入ると「日々是好日」の掛け軸。

 続いては、CA(客室乗務員)のトレーニングに使われる「茶室」。航空会社の訓練施設に「茶室」が設置されるのは初めてとのことです。

 研修前にインストラクターが、掛け軸を7種類から選びます。この日の掛け軸は「日々是好日」。1日1日を集中して乗り越えてほしい、という研修生へのメッセージが込められているといいます。また、生花も月に4回変えられ、この日は「カシワバアジサイ」が飾られていました。花言葉は「元気な女性」。元気に訓練を乗り越えてほしいという思いとのこと。

「茶室」を設置した理由についてANAは、日本独自の文化を通じて「もてなす喜び、もてなされる感動」を訓練生に知ってもらい、業務にあたるなかで「ANA流Japanクオリティ」を体現してほしいからだといいます。

【画像】これが「ANA Blue Base」の内部だ!

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