白バイならぬ「赤バイ」増加のワケ あれやこれやの任務で活躍 災害対応に存在感

白バイならぬ「赤バイ」が、全国で増えています。大地震など、大規模災害への懸念が高まるなか、バイクならではの機動性が注目されているようです。

消防バイク隊の先駆け、結成のきっかけは?

 こうした消防バイク部隊の先駆けといわれるのが、1996(平成8)年に結成された長野県上田市消防団のバイク隊です。結成のきっかけとなったのは、1994(平成6)年に市内のオイルターミナル(油槽所)で発生した大規模火災だったといいます。

「このときには周辺の交通がマヒし、緊急車両が足止めされるなか、隊員が可搬式ポンプを持って現場へ向かい消火に当たったのですが、ポンプの燃料切れという事態に陥りました。この際、消防団員たちが個人のバイクで燃料を現場までピストン輸送したことで、消火活動を継続できたのです。これによりバイクの有用性が認知され、バイク隊結成へとつながりました」(上田地域広域連合消防本部)

 上田市の消防団では、緊急車両に指定されている「赤バイ」6台と、調査用のバイク4台を保有し、ふだんはテストコースで走行訓練を行ったり、消防の広報を兼ねて各方面を視察し、緊急避難場所の状況を確認したりしているそうです。また、山で遭難者が発生した場合に、悪路の走行性を生かして救助や現場の情報収集にあたることもあるといいます。

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「赤バイ」走行の様子(画像:名古屋市消防局)。

 総務省消防庁によると、全国の消防本部に配備されているバイクの総台数は、2018年4月1日時点で240台。2012(平成24)年6月調査時と比べ、およそ6年で57台増加しています。「水を使った消火活動を目的としていることもあれば、狭い路地が多い街での情報収集を目的としているケースなど、地域の状況にあった使い方が見られ、装備も多様です」と話します。

 ちなみに、バイクの業界団体である日本自動車工業会によると、消防だけでなく警察や国土交通省、自治体、あるいは鉄道会社などでも、災害対応を目的としてバイクが導入されており、道路やライフラインの被災状況確認などに使われているそうです。

【了】

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コメント

2件のコメント

  1. こんな小道具でしか小回りが効かないような場所の地形や街作りに消防許可を出したのは君ら消防組織だからね

    移動タンクの設置検査なんて現地に出向いても書面審査だけだもんね

    あんな検査なら警察の車庫証明の委託業者と何ら変わりはないね。

  2. 消防の赤バイは緊急車両として扱われているのだろうか?

    あと、郵便配達の赤いバイクと一般の人は区別できるのだろうか?

    (オフローダーの郵便配達は見たことないけど、判らない人には判らないだろうな)

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