「空の番人」頂点決まる! テーマは「確実、迅速、丁寧」 保安検査コンテスト開催

空港で手荷物や利用者を検査する「空の番人」保安検査員。混雑時にはつらいことも多くなるといいます。羽田空港内でこの「空の番人」のコンテストが行われ、日本国内の16空港から、12社の保安検査会社が参加しました。

新たな審査も!そして「空の番人」頂点が決まる…

 今回、実技審査のほか、新たに「モニター業務審査」が設けられました。X線検査時の手荷物画像を見て、そのなかに危険品が入ってないかを答えます。手荷物が明確に見える時間は3秒で、実際の現場より短い時間設定といいます。各空港から代表1人が選ばれ、全26問を回答します。1問あたりの回答時間は5秒ほど。審査の内容は非公開ですが、委員会によると「超難問」とのことです。

 コンテストは、実技審査とモニター業務審査の総合得点で上位3位が表彰されました。優勝は航空保安事業センター(成田)の木島亜海さんと境 裕太さんのペア、準優勝は宮崎綜合警備(宮崎)の竹中真奈美さんと山中大門さんのペア、3位はセノン(羽田第2)の山本大地さんと中島映子さんのペアです。また、これとは別にモニター業務審査では、JSS(関西)の岩崎一真さん、宮崎綜合警備(宮崎)の竹中さんが上位2人に選ばれ個人表彰されました。宮崎綜合警備の竹中さんは総合とモニター業務審査のダブル受賞でした。

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モニター業務審査の様子。画面には手荷物画像が表示される。
左から優勝した航空保安事業センター(成田)の木島さんと境さん。
総合とモニター業務審査でともに表彰された宮崎綜合警備(宮崎)の竹中さん。

 ANAの要海昌樹空港センター長は「各地で予選をされていると聞いているので、出来ることならみんな優勝してほしい思いです。ぜひ、相当な栄誉だと自信を持ってください。保安業務は2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催で、ますます重要になります。今回のテーマは『確実、迅速、丁寧』で、これはそんな簡単に出来るのかなと思ったが、皆さんがこれらは共存できるものと教えてくれました。来年もお会いしましょう」と締めくくりました。

「混雑時に検査員が、利用者に持ち物を投げつけられて、検査場全体が止まったこともあります」(航空保安事業センター〈成田〉の境さん)というほど、ハードな場面を迎えることもある保安検査の現場。「混雑するとイライラするお客さまも増えて、対応が難しくなりますが、でもそのお客さまに成長させてもらっています」(セノン〈羽田第2〉の中島さん)と最後まで「丁寧」でした。

【了】

【写真特集】精鋭集う! 保安検査コンテストの様子

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