下田ロープウェイが「ザ ロイヤルエクスプレス」風に! 伊豆観光列車とおそろい

伊豆の下田ロープウェイが、伊豆急行を走る観光列車「ザ ロイヤルエクスプレス」のイメージに合わせてリニューアル。さらに山の上の寝姿山駅近くに「ザ ロイヤルハウス」がオープンします。

レストランも「ロイヤル」仕様

 ふもとの伊豆急下田駅に乗り入れる観光列車と同じ、外観が「ロイヤルブルー」のロープウェイが誕生しました。

 2019年8月1日(木)、伊豆急下田駅近くの新下田駅と寝姿山駅を結ぶ下田ロープウェイ(静岡県下田市)がリニューアル。ゴンドラの外観が伊豆の観光列車「ザ ロイヤルエクスプレス(THE ROYAL EXPRESS)」のイメージに合わせてロイヤルブルーに変わり、内装も天然木を使用し装いを新たにしました。

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「ザ ロイヤルエクスプレス」とデザインを合わせた下田ロープウェイのゴンドラ(2019年7月31日、大藤碩哉撮影)。

「ザ ロイヤルエクスプレス」は、東急電鉄と伊豆急行による観光列車です。2100系電車(8両)を改造。デザインは、豪華寝台列車「ななつ星in九州」などを手掛けた工業デザイナーの水戸岡鋭治さんが担当しました。2017年から、おもに横浜~伊豆急下田間で運行されています。

 ロープウェイで寝姿山駅に着くと、乗り場の目の前にも「ザ ロイヤルエクスプレス」のような施設が見えてきます。8月30日(金)に開業予定の「ザ ロイヤルハウス(THE ROYAL HOUSE)」です。ロープウェイと同様、この施設も水戸岡さんがデザイン・設計を担当しました。

「ザ ロイヤルハウス」はレストランと観光交流施設からなり、下田湾を望むベランダや茶室もあります。天然木を多く使用し、床や仕切り戸など随所に伝統工芸を散りばめており、さらに廊下は美術館を意識して設計されています。

 東急電鉄の担当者は「伊豆エリアへ『ザ ロイヤルエクスプレス』で来て、(同じデザインになる)ロープウェイに乗り、『ザ ロイヤルハウス』で優雅な時間を過ごしていただきたい」としています。

【了】

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