臨時特急「まほろば」新大阪~奈良間で運行 おおさか東線をノンストップで走る

新大阪駅と奈良駅を直接結ぶ臨時特急「まほろば」の運転が決定。全線開業したばかりのおおさか東線を経由し、山陽・九州方面と奈良方面のアクセスを改善します。

新幹線から奈良方面へのアクセスを強化

 JR西日本は2019年8月22日(木)、新大阪~奈良間をノンストップで結ぶ臨時特急「まほろば」を運転すると発表しました。3月に全線開業したおおさか東線を通ります。

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「まほろば」で使われる特急形電車の287系(画像:JR西日本)。

 11月から12月上旬の土曜・休日、1日1往復の運転。運行時刻は上りが新大阪発10時03分~奈良着10時53分、下りは奈良発16時56分~新大阪着17時47分です。車両は287系特急形電車の3両編成を使用。1号車と2号車が指定席(114席)で、3号車は自由席(64席)です。

 列車は3月16日に全線開業したおおさか東線 新大阪~久宝寺間と、久宝寺駅でおおさか東線とつながっている大和路線(関西本線)を走行。途中の駅にはいっさい停車しないノンストップ運転です。

 JR西日本によると、おおさか東線の全線開業により奈良方面と新幹線の拠点駅である新大阪駅とのアクセスが便利に。3月から6月にかけて実施した奈良の観光キャンペーンを通じて、大勢の客が奈良エリアを訪ねたといいます。

 こうしたことから同社は、新大阪~奈良間を直通する臨時特急の運行を計画。奈良を思い起こさせる名前で、「素晴らしい場所」「住みやすい場所」という意味がある「まほろば」を列車名にしたとしています。

【了】

※誤字を修正しました(8月22日15時55分)。

【表】新大阪駅で連絡する新幹線の列車

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