渋谷駅、より分かりやすく 地下出入口番号を方面別に整理、誘導サイン統一 11月から
東急電鉄と東京メトロ、渋谷駅前サインガイドライン策定委員会事務局が、渋谷駅の地下出入口番号を整理し、A~Dのアルファベットと数字を組み合わせたものに変更。案内誘導サインは、配色やフォントなどを統一します。
地上の街を、A~D4つのエリアに
東急電鉄と東京メトロ、渋谷駅前サインガイドライン策定委員会事務局は2019年8月28日(水)、東急東横線・田園都市線、東京メトロ半蔵門線・副都心線の渋谷駅の地下出入口番号を変更するとともに、11月1日(金)から駅構内の案内誘導サインを改善すると発表しました。
出入口番号は現在、通し番号で表記していますが、新番号は駅を中心にエリアをA~Dの4つに分け、数字と組み合わせて表記します。たとえばハチ公広場の出入口は「8」から「A8」に、「渋谷ヒカリエ」の出入口は「15」から「B5」にそれぞれ変わります。
案内誘導サインは、配色やフォントなどを統一するほか、案内マップを順次増やすなど、初めて訪れる人にもさらに分かりやすいものに改善します。
これらの取り組みは、複合施設の「渋谷スクランブルスクエア」第1期(東棟)や「渋谷フクラス」の開業、銀座線渋谷駅ホームの移設など、渋谷の街が迎えるひとつの節目にあわせて実施。駅周辺の歩行者ルートを一体的に分かりやすくするものです。
なお、11月1日(金)には、渋谷駅東口地下広場の供用が一部開始されます。宮益坂中央改札からJR渋谷駅などへのルートが整備され、乗り換え時間が短縮される見込みです。広場には多機能トイレや、観光案内機能などを持つカフェ「UPLIGHT CAFE(アップライトカフェ)」、都営バスの定期券発売所兼案内所が設置されます。
【了】
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