高速バス「名古屋~馬籠・妻籠線」実証運行 中山道の宿場町へ直行便 名鉄バス
中山道の宿場町、特に欧米人の人気が高いそうです。
名鉄バスは2019年9月2日(月)、グループ会社の東濃鉄道と共同で、高速バス「名古屋~馬籠(まごめ)・妻籠(つまご)線」を10月から11月末までのあいだ実証運行すると発表しました。
馬籠(岐阜県中津川市)、妻籠(長野県南木曽町)とも旧中山道の宿場町で、昨今は両地を訪れる外国人旅行者、特に欧米人が年々増加しているそうです。このため、紅葉シーズンにあわせ2か月間限定で、名古屋からの直行便を運行するといいます。
本数は1日1往復で、運賃は大人片道2500円。ダイヤは次のとおりです。
●名古屋発のダイヤ
・名鉄バスセンター発:9時10分
・馬籠着:11時00分
・馬籠発:12時55分
・妻籠着:13時20分
・妻籠発:15時10分
・馬籠着:15時35分
※名鉄バスセンターより乗車後、馬籠または妻籠で下車観光し、再乗車のうえ馬籠で降車することが可能。
●馬籠発のダイヤ
・馬籠発:12時55分
・妻籠着:13時20分
・妻籠発:15時10分
・馬籠発:15時35分
・名鉄バスセンター着:17時20分
※馬籠より乗車後、妻籠で下車観光し、再乗車のうえ名鉄バスセンターで降車することが可能。
なお、馬籠~妻籠~馬籠間のみの乗降は取り扱われません。このダイヤについて名鉄バスは、「両地域での観光、並びに昨今欧米人に人気のある両宿場間のトレッキングを可能とするダイヤ設定とすることで、多くのお客様のニーズに応えることを目指します」としています。
なお、馬籠・妻籠地区には、2019年4月より濃飛バスが高山・下呂からの直行便を11月まで実証運行しており、これに乗り継ぐことも可能です。名鉄バスは、名古屋~馬籠・妻籠~下呂・高山間の移動における回遊性を高めるとしています。
【了】
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