「相鉄・JR直通線」開業で11月ダイヤ改正 埼京線は快速停車駅を追加 JR東日本

JR東日本がダイヤ改正を実施。相鉄・JR直通線が開業し、海老名~新宿間で直通運転が始まります。埼京線は快速の停車駅追加やパターンダイヤ化、列車増発などが予定されています。

埼京線は一部で本数減、「湘南ライナー」にも動き

 相鉄・JR直通線の開業に伴い、東海道線の朝通勤時間帯に運転されている「湘南ライナー」の8号と10号は「湘南ライナー8号」(小田原~東京)に統合されます。

 埼京線は、早朝に池袋~新宿間で3往復を増発。下り新宿発の初電は25分繰り上がり5時55分になります。また、朝の通勤時間帯は、新宿~大崎間で2往復が増発されます。

 日中はダイヤがパターン化されます。快速はこれまで通過していた中浦和、南与野、北与野にも停車し、武蔵浦和以北は各駅に停車します。これにより武蔵浦和~大宮間は所要時間が約3分増加。あわせて、快速が各駅に停車するようになることから、同区間の各停の本数が1時間あたり6本から3本に削減されます。

 夕夜間帯も、ダイヤをパターン化して運転間隔が見直されるとともに、一部では増発が行われます。川越行きの最終電車は、現在から5分繰り下がり新宿0時00分発(各停)になります。

 定期乗車券などは、相鉄・JR直通線の開業日である11月30日(土)から発売されます。

【了】

【図】埼京線の快速は停車駅が追加される

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