窓から見える飛行機の翼、いろいろ動いてるけど何してる? 伸びたり跳ね上がったり…

飛行機に乗った際、特に着陸のとき窓の外を見ていると、翼の一部が上がったり、下がったり、伸びたりしています。もちろんこれらには目的があり、飛行に欠かせないものです。それぞれどんな役割を果たしているのでしょうか。

大きく変形する主翼の「フラップ」

一部が上がったり、下がったり、伸びたりするボーイング747-8の主翼部分(40秒)。

 現在の一般的な旅客機は、おもに3種類の翼があります。胴体中央部の「主翼」と、後部の「水平尾翼」「垂直尾翼」です。飛行中、パイロットの操縦により、翼は頻繁に動いています。

 特に大きく動くのが、主翼の「フラップ(高揚力装置)」を動かしたときです。フラップはおもに主翼の後方に設置され、離着陸時には鉄板状のものが斜め後方に滑り出てきます。着陸降下のとき数回鳴る「ウイーン」という音は、フラップが動く音です。

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ANAのエアバスA380「フライングホヌ」の主翼(2019年4月、恵 知仁撮影)。

 機種による差はあるものの、高度およそ1万メートル以上を800km/hを超える速さで飛ぶよう設計されている現代のジェット旅客機。一方、離着陸時の速度は200~300km/hです。フラップを展開し翼の面積を広げることで、水平飛行の半分以下の速度でも、十分な揚力を得ています。

 なおフラップは主翼の後ろだけではなく、前方にも装着されているのが一般的。またフラップを広げるレベルは数段階で調整でき、パイロットは離着陸する空港や速度などを総合的に判断して、そのレベルを使い分けます。

 主翼の「動く板」は、これだけではありません。

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【写真】古今東西の飛行機、さまざまな翼の動き!

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コメント

2件のコメント

  1. 先ほどのコメント
    動画の頭の画像がA380だったので、機種名が違うとコメントしてしまいました。
    動画はあってますね。
    失礼致しました。

  2. スポイラーはスピードじゃなくてリフトをスポイルするからスポイラー