東武野田線の全線で急行運転開始 大宮~船橋16分短縮 柏発の特急新設も 3月ダイヤ改正

東武アーバンパークライン(野田線)でダイヤ改正を実施へ。大宮~船橋間の全線で急行列車の運転を開始するほか、最終列車の繰り下げ、柏発の特急「アーバンパークライナー」新設などが計画されています。

乗り換え駅で最終列車繰り下げ

 東武鉄道は2019年9月27日(金)、東武アーバンパークライン(野田線)で、2020年3月にダイヤ改正を実施すると発表しました。

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東武アーバンパークライン(野田線)で使われている60000系電車(画像:東武鉄道)。

 大宮~船橋間の全線で、急行列車の運転を開始します。途中の停車駅は岩槻、春日部~運河間の各駅、流山おおたかの森、柏、高柳、新鎌ケ谷です。

 朝・夕夜間ラッシュ時間帯は、柏~船橋間で急行を毎時2本運転。これにより同区間の所要時間は、朝ラッシュ時間帯で9分、夕夜間ラッシュ時間帯で11分それぞれ短縮されます。日中時間帯は、大宮~船橋間で急行を毎時2本運転。同区間で所要時間が92分から16分短縮されて76分になります。

 他社路線と接続する大宮、流山おおたかの森、柏、新鎌ケ谷、船橋の各駅では、最終列車が最大約30分繰り下がります。

 また、平日夜の着席通勤需要に応えるため、柏発 春日部方面の特急「アーバンパークライナー」を新設。車両はWi-Fiや電源コンセントなどを備えた500系電車「Revaty(リバティ)」が使われます。

 このほか、平日朝・夕、土休日朝・夕夜間の大宮~柏間で、区間急行を新設。運河~柏間各駅の列車頻度を確保します。途中の停車駅は、岩槻と春日部~柏間の各駅です。

【了】

※一部誤字を修正しました(9月27日16時10分)。

【図】ダイヤ改正後の列車種別と停車駅

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コメント

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2件のコメント

  1. 東武野田線という見出しはわかりやすい、アーバンパークラインだったらどこの路線かピンとこない。

  2. 野田線利用者だが、そもそも追い抜き施設もない現状で野田線に急行の必要性はあるの? 各停の時間をずらして広げた隙間時間に走らせてるだけでしょ。到着時間もそれ程変わらないし。止まらない駅利用者は本当にいい迷惑。そんな事よりも柏駅のスイッチバック時間何とかならない?