旭川紋別道が延伸、12月に遠軽ICまで開通 約100kmの事業中区間が全通へ

旭川~紋別間、冬期でも3時間に!

Large 191028 engaru 01

拡大画像

2019年12月21日に開通する遠軽瀬戸瀬IC~遠軽IC間の位置(画像:網走開発建設部)。

 国土交通省北海道開発局 網走開発建設部は2019年10月25日(金)、旭川紋別道の遠軽瀬戸瀬IC~遠軽IC間6.8kmが、12月21日(土)15時に開通すると発表しました。

 旭川紋別道は、道央道の比布JCT(北海道比布町)から遠軽町を経て、オホーツク海沿いの紋別市までを結ぶ計画延長およそ130kmの道路です。うち、比布JCT~遠軽IC間およそ98.5kmが事業化されており、今回の開通で、その事業中区間が全通します。なお、旭川紋別道は比布JCT~比布北IC間を除き、通行は無料です。

 旭川~紋別間の所要時間は、旭川紋別道開通前の2000(平成12)年度時点で夏期に3時間34分、冬期に3時間55分かかっていたのが、今回、比布JCT~遠軽IC間が全通することで、それぞれ2時間47分、3時間まで短縮するそうです。

 網走開発建設部は今回の開通により、オホーツク沿岸から出荷される水産品の輸送効率化、外国人観光の活性化、高次医療施設への救急搬送の速達性・確実性の向上が期待されるとしています。

【了】

【路線図】最初の開通から17年、旭川紋別道開通の経緯

最新記事

コメント

Leave a Reply to kapo Cancel reply

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

1件のコメント

  1. 「旭川紋別道は比布JCT~比布北IC間を除き、通行は無料です。」とありますが、この区間も通行無料ではないでしょうか。実際には比布JCTで一般道に出られないため、道央道の料金を払わないと通れない区間ではあるのですが。