交差点を曲がった直後の赤信号 要停止or停止不要 どう判断すればいい? 停止線に注目
大きな交差点で右左折した直後に出てくる信号は、「赤」であっても通過できるのが一般的ですが、なかには、その信号に従って止まらなければならない場合もあります。どうやって「止まる」「止まらない」を判断すればいいのでしょうか。
判断のポイントは「停止線」
大きな交差点で右折した直後に信号があり、それが「赤」を示していた場合、停まるべきか進むべきか、迷うことがあるかもしれません。
一般的にはこのような場合、信号に従って停まる必要はありません。警視庁の交通相談窓口によると、「たとえば南北の道路と東西の道路が交わる交差点で、南北の道路から右折した直後にある信号は、一般的に東西の道路の信号ですので、それが赤であっても、安全を確認したうえでそのまま通行できます」と話します。
ただし、曲がった先の信号の手前に停止線が引かれている場合は、その信号に従わなければならないそうです。
たとえば、お台場など東京の臨海部を東西に貫く国道357号。西行きの道路と東行きの道路のあいだに首都高湾岸線の高架橋を挟む構造ですが、多くの交差点で、この国道357号から右折した直後、首都高の高架下に停止線が存在します。
東京湾岸警察署によると、高架の幅が広いために停止線を設けているそうです。もし、その高架下で信号を待つ車列が長く伸び、国道357号から右折する余裕がない場合は、無理に交差点に入らず待ってほしいと話します。
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