デビュー初日 ANA国内線の「新普通席」に乗ってきた 全席モニター ボーイング777-200
ANAに、新しい国内線仕様のボーイング777-200型機がデビュー。初日に早速、その「普通席」に乗りました。目玉の機内モニターは、チャンネルも「ルートマップ」の視点も豊富。シートは従来と一見では似ていますが、座ると違います。
機内モニターはチャンネル数も「ルートマップ」も充実
ANA(全日空)が2019年11月16日(土)から、新仕様の国内線用ボーイング777-200型機(機番:JA715A)を導入。そのデビュー初日に早速、伊丹発16時00分の羽田行きNH32便でその「新仕様」を体験取材しました。
上位クラスのプレミアムクラス、普通席とも新シートが採用されており、このたび乗ったのは普通席。目玉は、ANA国内線の普通席で中型機・大型機に導入されるのは今回が初となる「機内モニター」です(エアバスA321neo型機など一部小型機で導入済み)。大きさは11.6インチ。ちょうど「安全のしおり」と同じ程度のサイズです。
チャンネル数は、およそ190。ビデオ番組やオーディオ番組、電子書籍などが見られます。バラエティ番組やドラマなどのほか、同社で運航しているターボプロップ機「ボンバルディアDHC8-Q400」の整備の様子を見られる電子書籍もありました。
モニターで見られる「ルートマップ」も充実しています。対応している視点は、機体後方や左右の窓からだけでなく、コックピットからのものも。高度や速度、方位なども表示され、ちょっとした“パイロット気分”も味わえます。
また座席はスリム型のファブリック製で、色は従来と同じ青系。その配置は、これまでのボーイング777-200型機と同様に標準的な横3-4-3列と、一見したところあまり差がないように見えるかもしれませんが、改良が加えられています。
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