デビュー初日 ANA国内線の「新普通席」に乗ってきた 全席モニター ボーイング777-200
ANAの新国内線普通席 座ってみて実感
新普通席は、自動車用シート業界でトップクラスというトヨタ紡織製で、ANA国内線で就航中のボーイング767型機の普通席シートに、さらなる工夫を加えたといいます。
背もたれは、フレームを最適化したとのことで、確かに深く腰掛けて背もたれに体を委ねると、一気にフィット感が増す印象。体重が一点にかかって圧迫感を覚えることもなく、いい意味で背もたれがないような座り心地でした。
シートの座面自体は若干硬め。それぞれに異なる柄がデザインされていることも特徴です。
また、普通席でもPC電源とUSBポートを装備。USBポートはモニター下に、PC電源は座席下にあります。カップホルダーは、紙コップを取り出しやすいよう「クローバー型」のものを採用したとのことで、機首側から搭乗するときには見えない部分に、多くの“進化”がありました。
ANA新国内線仕様のボーイング777-200型機は現在、このたび乗ったJA715A機の1機のみ。羽田~伊丹線のほか、羽田~新千歳線、福岡線に投入されます。
なお、ANAによると2022年上期までに、8機のボーイング777-200型機と11機のボーイング787-8型機に、この新仕様を導入する予定だそうです。
【了】
コメント