毎日8km走行と週末100km走行 クルマの負担・消耗が少ないのは? 短距離多い人は要注意

クルマの短距離走行はバッテリーにも影響

 バッテリーについても、短距離走行の繰り返しは注意が必要です。GSユアサによると、短距離走行が多いと充電不足のままクルマの使用を終えるという悪循環に陥りがちだといいます。特にアイドリングストップ機能を持ったクルマは、再始動時に大きな電力を消費するため、突然のバッテリー上がりを引き起こしやすいほか、劣化の度合いが著しい場合もあるそうです。

 毎日の短距離走行がクルマの消耗を早める一方で、あまりクルマに乗らないのもよくないといわれます。

 週末2日間に100km走行するのであれば、エンジンオイルについてマツダは「シビアコンディション」には当たらないといいます。一方、バッテリーについてはGSユアサによると、クルマに乗らない期間も時計などに微弱な電気を使用し続けており、エンジンをかけなければ放電する一方なので、影響は考えられるそうです。

 また「シビアコンディション」で使用されたクルマに対応する点検は項目が多くなり、整備場やディ―ラーでは料金が別途設定されていることがあります。

「オートバックス」を展開するオートバックスセブンによると、東京23区で使われているクルマは、ほぼ100%シビアコンディションに該当するとのこと。「シビアコンディション対応」の点検を基本料金に含めている店舗もあれば、別建てにしている店舗もあるそうです。

【了】

オイルの交換タイミング エンジンの種類と使われ方で大きく違う

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コメント

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2件のコメント

  1. 昔はタイコが腐りやすいし、冷間運転はシリンダー摩耗の原因となるって言われていたけど、最近のHVはその繰り返しだろ。アレで大丈夫なら関係ないと思うけど。
    それより 朝、暖気無しでいきなり幹線道路に出てきたんだろうけど、エンジンが暖まるまでチンタラ走るのは迷惑だから止めてくれ。

  2. ボラぽら