カーエアコン設定「駐車時は外気導入で」のワケ 内気循環では危険な場合も

複数の自動車メーカーが、駐車中はエアコンを外気導入モードにすることを推奨しています。外気導入の場合、環境によっては花粉や排気ガスが車内に入り込んでしまうこともありますが、なぜそういわれるのでしょうか。

「プリウス」は駐車時に自動で「外気」になる

 複数の自動車メーカーがクルマの取扱説明書で、駐車中はエアコンを外気導入モードに設定することを推奨しています。トヨタ「プリウス」など、駐車時に自動で内気循環から外気導入モードに切り替わる車種もあります。

 外気導入の場合、外気を積極的に取り入れるため、駐車環境によっては花粉や排気ガスが車内に入り込んでしまうこともありますが、なぜそういわれるのでしょうか。

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内気循環から外気導入モードにスイッチを切り替えるイメージ(画像:Norasit Kaewsai/123RF)。

 駐車時に自動で外気導入に切り替わる「プリウス」のシステムについてトヨタは、「エアコンの換気を促し、次回始動時に発生する臭いを和らげるため」といいます。ただ、なかには内気循環モードで駐車したいという人もいるといい、販売店で設定を変更できるそうです。

 悪臭のもとは、車室内へ送る空気を冷やすエバポレーターなど、エアコン内部のユニットに繁殖したカビなどの雑菌です。エアコンフィルターなどの部品を製造するボッシュによると、「外の環境にもよるので一概には言えないものの、外気導入のほうがフィルターは汚れやすいですが、カビの発生は比較的抑えられるでしょう」とのこと。エアコンフィルター付きのクルマであれば、花粉や排気ガスなどの汚れはフィルターである程度キャッチでき、その交換も可能ですが、エバポレーターなどに発生したカビの除去には洗浄が必要になるといいます。

 ちなみに、エンジンをかけたまま長時間停車するときは、内気循環だと危険な場合もあります。マツダによると、車内の圧力が下がり排気ガスが入り込みやすくなるため、一酸化炭素中毒のおそれがあるそうです。

【了】

【写真】クルマの「外気取り込み口」はワイパー付近にある

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