JAL「初日の出フライト」に搭乗したら 普通はないことばかりだった 4タイプのCA乗務

JAL「初日の出フライト」 乗客も普段と違った

 その「富士山の西北西38kmの高度5800m」付近へJL2011便は、初日の出が顔を出す前に到着。周辺を旋回して、そのときを待ちます。

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「初日の出待ち」のJL2011便機内から見えた南アルプス(2020年1月1日、恵 知仁撮影)。

 ここは南アルプスの上空付近。旋回中に見えた、朝の柔らかい光につつまれた雪化粧の山々も、美しいものでした。

 この日、上空から見た限り、関東方面の地平線は雲に覆われていましたが、高度5800mでは関係ありません。雲海から、富士山が頭を出しています。

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富士山の向こうに顔を出した「初日の出」(2020年1月1日、恵 知仁撮影)。

 そしていよいよ6時45分ごろ、ひときわ強い光が目に差し込んできました。「初日の出」です。カメラのオートフォーカスが幻惑されて、ピンボケ状態になります。

 JL2011便は、富士山の西北西を旋回。左右両側の窓へ「初日の出」を映していきます。

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席を離れ、左右に現れる「初日の出」と「初富士」を堪能する乗客たち(2020年1月1日、恵 知仁撮影)。

 使用機材は、普通席の座席配置が2-3-2のボーイング767-300ER型機(国内線仕様)。窓が遠い乗客も多いため、みな席を立って、日射しが差し込む側へ集まっていきます。これほど多くの人が席を立ち、移動する光景も、通常のフライトではまず見ません。

「JAL初日の出フライト」を写真で体験してみる!

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