新幹線「あおば」「あさひ」が消えたそれぞれの事情 残り2往復「はやて」も消滅寸前?

「行き先別」に変えたものの問題が発生

 そして長野新幹線(北陸新幹線 高崎~長野間)が開業した1997(平成9)年、JR東日本は同社が運営する新幹線の列車名を、通過駅の有無ではなく「行き先」によって分けることにしました。

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「あさひ」消滅のきっかけになった東京~長野間の「あさま」(2011年11月、恵 知仁撮影)。

 東北新幹線は、東京~仙台・盛岡間を走る列車が「やまびこ」に、東京~那須塩原間の列車が「なすの」に統一され、これにより「あおば」がなくなりました。上越新幹線は、東京・越後湯沢~新潟間の列車が「あさひ」に、東京~高崎・越後湯沢間の列車が「たにがわ」に統一され、「とき」が消滅しました。

 新幹線の列車名が廃止されたのは、これが初めて。当時のJR東日本は「いろいろな名前があって分かりにくいと利用者から苦情が寄せられていた」と説明していました(1997年7月26日付け朝日新聞東京朝刊)。できるだけ行き先ごとに統一することで、分かりやすくしようとしたのです。

 ただ、列車名が整理された1997(平成9)年には、長野新幹線(北陸新幹線・高崎~長野間)が開業。東京~長野間の列車は「あさま」という名前が付けられました。

 ここで問題が発生。長野新幹線「あさま」と上越新幹線「あさひ」は一字違いで、しかも東京~高崎間は同じ線路を走ります。「間違えて乗車する利用客が後を絶たず、苦情が寄せられていた」といいます(2002年8月1日付け朝日新聞朝刊)。

【写真】国鉄色181系の在来線特急「とき」

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コメント

14件のコメント

  1. そもそも、名前の問題よりも、東北上越北陸3方面にいろいろな形式の新幹線(E2、E3、E4、E5、E6、E7)が走っていて、なおかつ、それらの車両の行先が統一してないからわかりにくいのでは。

    例えば、新潟行きかと思って乗ったE2系が長野行だったり、金沢行きかと思って乗ったE7系が新潟行きだったり、そういう誤乗はありそうな気がします。

    話はかわりますが、養護学校の送迎バスは車体の色で行先をわけているらしく、それで誤乗を防いでいるそうです。そんなわけでカラフルなバスがいっぱいあるそうです。

    それにならって、
    形式問わず東北方面なら緑、秋田が赤、山形が紫、上越方面ピンク、北陸長野はよくわからんだいだい色で統一してラッピングすれば誤乗もなくなるのかと。

    • 一理あるが、他線への転用が効かないんじゃ非効率この上ないではないか。

      因みにE2はもう長野(北陸新幹線)へはいっておらん。

    • 発車案内(発車標)も車両の表示も見ずに誤乗するような人たちはいくら車両のラッピングを変えたところで誤乗すると思いますが…。

    • JR東海が車両を統一するのは
      運用を
      効率にするため
      例えば何か不都合があっても
      「こだま」で来た車両を
      折り返し「のぞみ」や「ひかり」に出来るし
      逆も出来る
      JR東日本は金はあるから次々と新型新幹線導入するが
      新幹線に関しては路線で固定になるから
      以外に不便

      「はやぶさ」を「やまびこ」はある程度可能だが
      上越新幹線は基本
      東北新幹線の都落ちしか使ってない‼️

  2. 列車名「はやぶさ」採用は必要だったのか。「はやて」のままで良かったのでは。あと、東海道新幹線内で「ひかり」も消えるんじゃないのかなぁ。ミドルクラスって油断すると廃れるんだよねぇ。急行列車然りで。

    • のぞみと同じ理屈ですよ。速いからその分追加料金を取るには新しい名前をということで。

      追加料金を取らないのであればわざわざ別の名前にする必要もありませんからね。

  3. 相模大野から新宿行きえのしま号で放るんだけどね。

  4. 東北新幹線の「あおば」はまだしも、上越新幹線に新潟・山形県境の朝日連峰からとった「あさひ」は付会だろうと開業当時から批判されていたと記憶。

    • あさひは、確かかつての新潟-山形-仙台の急行の名前で、東京視点だけでなく新潟から見ても、なんで東京(当初は大宮か)行新幹線の列車名に?という違和感はあったのでは。さすがに在来線と新幹線では誤乗は無かっただろうけど。

    • 当時は羽越新幹線計画がまだ現実味があった(実際長岡駅はいつでも着工可能なように整備されてるし)ので山形延伸時を見越した名前だったのではないかと妄想。

  5. 遅いはやぶさ変えてほしい→それこそはやてでいいんじゃない?割増取るためだろうな…

  6. ただ、自分たち西日本は
    停車駅で名前がわかるに慣れてる
    「のぞみ」は最速「ひかり」は多少停車駅に
    バラエティーがある
    「こだま」は各駅停車
    一度
    東京から新潟に行くときは
    ほぼ各駅停車の「とき」ただ
    途中で通過待ちはなかった
    (こだまは下手すれば「のぞみ」の通過待ちに
    6分停車する‼️)
    新潟から東京に帰る時は
    長岡出たら大宮までノンストップでも「とき」

  7. 上越、東北新幹線が開業する際に愛称の公募が行われ、「コシヒカリとササニシキ」や「カクエーとゼンコー」という案もあったらしい。当時はなかなか面白いと思ったが、今はササニシキや鈴木善幸さんの名前をあまり聞かなくなった。

  8. 北海道新幹線札幌まで延伸したら、東北・北海道新幹線の盛岡・新青森~新函館北斗間の「はやて」は「白鳥」(盛岡〜新函館北斗・札幌)、「北斗」(北海道新幹線のみ)になって、「はやて」は完全に消滅…