名神「草津JCT」渋滞対策工事完了 新名神開通で混雑激化 ランプ2車線化で緩和へ

新名神の三重県区間開通で、渋滞が4倍に増加していました。

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草津JCTのBランプ(名神上り線から新名神上り線へ)が2車線化される(画像:NEXCO西日本)。

 NEXCO西日本は2020年2月27日(木)、名神高速の草津JCTで行っていた渋滞対策工事を完了し、2月29日(土)に供用すると発表しました。

 草津JCTは名神に新名神が接続するJCTです。今回、名神上り線から新名神上り線へのランプウェー(Bランプ)が2車線化され、渋滞の解消が期待できるとしています。このランプウェーでは、2019年3月に新名神の三重県区間(新四日市JCT~亀山西JCT)が開通したことで、同年上半期は交通量が約8%増加、ここを先頭に名神へ伸びる渋滞の回数も、約4倍増加していたそうです。

 もともと、このBランプは名神下り線から新名神上り線へのランプウェー(Dランプ)、および草津田上ICへ流出するランプウェーが近接しているため、安全対策としてBランプの車線を1本に絞っていたところ、これが渋滞の原因になっていたといいます。

 そこで今回、Bランプ全線を2車線して交通容量を増やし、さらにBランプとDランプの合流点から草津田上IC流出ランプまでの延長を、従来より約80m長くしたとのこと。安全性を確保しつつ、スムーズな分合流が可能な構造になっているそうです。

【了】

【図解】草津JCTの位置と構造 なぜ車線を絞っていた?

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