新型コロナ休校でANA 子どものストレス解消にひと役買う 飛行機でなくロボットで

ANA HD「ニューミー」を使った水族館見学の内容とは

 見学会が公開された3月13日(木)、この日集まった開南児童クラブの子どもたちは約2時間程度、美ら海水族館のフロアを遠隔見学しました。子どもたちは会場の教室に設置された2台のノートパソコンを、ひとりあたり5分程度で交代しながら、水族館にある「ニューミー」を動かして自由に館内を巡ります。

 また「ニューミー」からの眺めは、教室内のスクリーンにも映し出され、パソコンに向き合い操作していない子どもたちもその景色を共有できます。美ら海水族館の名物である巨大「ジンベエザメ」の、餌やりの様子も見学できました。

 なお水族館内にある「ニューミー」には、現役の水族館スタッフが付き添います。スタッフは「ニューミー」を通じて子供たちに質問を投げかけ会話のキャッチボールをするなど、さながらその様は、教室に居ながらできる「校外学習」です。

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子どもたちへ海の生物についてのクイズも出された ANA HD「アバターでの沖縄 美ら海水族館の遠隔見学」の様子(2020年3月13日、乗りものニュース編集部撮影)。

 ANA HDは今後、沖縄県とともに、新しい社会貢献の形を検証し、学校や教育機関と連携してアバターによる教育体験を提案していきたいとしています。

【了】

【写真】近未来!? アバターが生物を見物する美ら海水族館

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