ANA中国線貨物便 臨時便設定 復便や「B777F」へ大型化も 旅客便は減便小型化の一方で
ANA中国線旅客便の縮小、増便…それゆえの理由があります。
ANA臨時貨物便は計68便が設定
ANAの航空貨物輸送部門である、ANAカーゴは2020年3月13日(金)、貨物臨時便の設定および定期便の復便、増便、機材の大型化を行うと発表しました。
3月1日(日)から28日(土)までを対象に、成田~上海(浦東)線、成田~広州線、成田~台北線、成田~香港線などで計68便の臨時便を設定します。
さらにこの期間の定期便は、成田~大連線、成田~天津線、成田~青島線を復便するほか、関西~成田線を増便します。また、成田~上海(浦東)線では、機材をボーイング767F型機と比べ、重量ベースで約2倍の貨物を搭載できるボーイング777F型機「ブルージェイ(BLUE JAY)」に大型化します。
新型コロナウイルスの世界的な流行の影響をうけ、ANA旅客便は中国線のほか、国際、国内ともに相次いで減便、小型化が発表されている一方で、中国発着のANA貨物便は一足早く復便となります。ANAカーゴはこの理由を「緊急輸送需要増加、および旅客便の減便による航空貨物の輸送スペースのひっ迫に対応するため」としています。
【了】
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