「のぞみ12本ダイヤ」スタート 最高速度統一でなぜ運転本数増えるのか 所要時間も短縮
「のぞみ12本ダイヤ」新型コロナウイルスの影響は? 当初3月19日が「初」予定も…
新ダイヤにおける「のぞみ」以外の運転本数は、1時間あたり「ひかり」2本「こだま」3本。「12-2-3ダイヤ」という形です。
ただこの「のぞみ12本ダイヤ」、東海道新幹線のダイヤグラム上は2020年3月14日(土)から始まっているものの、実際に1時間あたり12本の「のぞみ」が走るのは、新型コロナウイルスの影響による需要減衰のため、4月以降になりそうです(元々、3月14日から1時間あたり12本の「のぞみ」が走るのではなく、今後、需要が高まる日時にそうできるようになった、という話で、最初のそれは3月19日に行われる予定だった)。
JR東海の金子 慎社長は新型コロナウイルスの影響について「春休みやゴールデンウィークに、いままでにないような増発を予定していましたが、今後の見通しは難しいです。早く落ち着くことを願っています」と話しています。
JR東日本の東北上越北陸新幹線(+2本の直通線)は、一編成の両数が違うとはいえ、東京駅の4面ホームで最短4分間隔。東海の同6面ホームで5分間隔になっても、さほどの驚きはない。
最高速度の高さより加速度の高さがこだまに必要だったんだろう。阪神のジェットカーと同様に。
あまり感染症に関係した旅行自粛が長く続くようであれば、また"のぞみ"毎時10本体制に戻して、東京駅の清掃員には多少余裕をもって掃除してもらうようにしてはどうか。