山形新幹線車内に足湯 つくってみた 大変身したJR車両 E3系「とれいゆ つばさ」とは
鉄道車両のなかには、当初の役割を終えたのち大改造され、見違えるほど“変身”したものがあります。そのひとつが、秋田新幹線を走ったE3系電車を改造し、現在は山形新幹線を走る「とれいゆ つばさ」です。
車内に足湯が E3系新幹線を改造「とれいゆ つばさ」
鉄道車両のなかには、改造で大変身したものもあります。
国鉄末期に登場した、団体貸切列車や臨時列車用の「ジョイフルトレイン」は、長らく在来線の車両ばかりでした。2014(平成26)年、初めて登場した新幹線のジョイフルトレインが「とれいゆ つばさ」です。秋田新幹線用にE6系電車が導入されたことで余剰となった、E3系電車を改造して生まれました。
列車名となっている「とれいゆ」とは、「トレイン(列車)」とフランス語で太陽を意味する「ソレイユ」を合わせた造語で、同時にこの列車の特徴を暗に表しています。その特徴とは、下り方最後尾の16号車に設置された足湯です。なんと「とれいゆ つばさ」は、車内で足湯が楽しめる列車なのです。
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