全国「交通量が多い一般道」5選 道路スペックもスゴイ 80km/h制限 中央に鉄道 16車線

交通量は保土ヶ谷と互角 地方都市のすごいバイパス

 交通量で保土ヶ谷バイパスと1、2を争う道路が、新潟にあります。

新潟バイパスほか(国道7号、8号、116号など)

・区間:新潟市西区~新潟県新発田市(新潟西バイパス、新潟バイパス、新新バイパスの合計、約41km)

 新潟市の近郊には、南北およそ40km以上にわたり周辺の道路と立体交差するバイパス道路があり、建設時期により3つの区間に分かれています。このうち最初に開通した中央部の新潟バイパス(黒埼IC~海老ケ瀬IC)は、全線が片側3車線です。その後、北側の新新バイパス、南側の新潟西バイパスがそれぞれ片側2車線で開通しました。

「道路交通センサス」によると、その交通量は、新潟バイパスの新潟市中央区内で平日日中12時間あたり通過台数が10万3616台に上り、保土ヶ谷バイパスとわずかな差で全国2位です。また、新潟西バイパスの北陸道と接続する新潟西IC付近でも、全国7位の交通量を記録しています。なお、最高速度はほぼ全区間で60km/h以上、新潟西バイパスの一部区間では80km/hです。

新御堂筋(国道423号)

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中央部に鉄道が並行する新御堂筋(画像:photolibrary)。

・区間:大阪市北区~箕面市(約16km)

 新御堂筋は国道423号のうち、大阪市北区から北、箕面市までの区間の通称です。大部分で片側2車線ずつの本線と側道からなり、本線は高架または掘割でほかの道路と立体交差しています。また、淀川の南岸から千里中央駅付近までは、上下線のあいだに大阪メトロ御堂筋線および北大阪急行電鉄が並行しています。

 1964(昭和39)年の東海道新幹線開通、そして1970(昭和45)年の「大阪万博」開催を機に、新御堂筋の整備が進みました。大阪駅付近と北摂地域を直線的に結び、かつ無料でもあることから、「道路センサス」によると、淀川の南岸にあたる大阪市北区豊崎付近で、平日日中12時間あたりの通過台数が9万895台と、西日本の一般道でトップの交通量を記録しています。

【地図】「交通量の多い道路」5路線

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コメント

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5件のコメント

  1. 第4位はどこ?

  2. 全国のすごいバイパス、って言えばいいのでは?
    いちいち地方都市の、とか書かなくても

  3. 第4位は新潟バイパスで7号の区間です。ちなみに2位は8号の区間となります(紫竹山ICで分岐だから)。

    • 記者(編集部)に書いて欲しかったね。けどありがとうございました。

  4. 今更ながら新潟バイパスについて、
    ・中央部の新潟バイパスそのものは「全線」3車線ではなく「ほぼ全線」3車線。女池/紫竹山/竹尾の各ICでは、出ランプと入ランプの間が両方向とも2車線となっている。片側2車線時代の名残で、今でも女池/竹尾はボトルネックになってる。
    ・制限速度は「ほぼ全区間で60km/h以上」でも間違いではないが、「ほぼ全区間70km/h以上(で一部区間60km/h以下)」の方が実態に合う。新潟西バイパスも「一部区間では80km/h」というより「基本80km/h(で両端区間のみ60km/h以下)」。

    公式資料やwikipediaに制限速度が細かく書かれてるのを見たのかも知れないが、その制限速度とされてる区間の距離を考えてないものと思われる。(その割には車線数には生かされてないが。)