休憩施設不足の圏央道 千葉県内に2か所のPA新設へ 1か所は2024年度までに整備
大栄JCT~松尾横芝IC間が開通すると、休憩施設の間隔が大きく空いてしまいます。
国道交通省 関東地方整備局は2020年3月19日(木)、NEXCO東日本関東支社や関係自治体ともに、圏央道における休憩施設整備を話し合う「圏央道(千葉県区間)休憩施設調整会議」を開催しました。
圏央道の千葉県内は、大栄JCT~松尾横芝IC間が未開通ですが、これが開通すると、茨城県内の江戸崎PAから、千葉県内の高滝湖PAまで、休憩施設の間隔が約83kmも空いてしまいます。休憩施設が不足することから、千葉県内では神崎PA(仮称、千葉県神崎町)の新設が予定されているほか、今回新たに県内でもうひとつ、PAの新設計画を具体化する必要性が示されました。
神崎PAは、神崎ICに近い一般道の道の駅「発酵の里こうざき」と連携したPAとして、圏央道の4車線化整備時期である2024年度までに整備するといいます。
また、大栄JCT~松尾横芝IC間の開通を見越して、神崎PA~高滝湖PA間(約75km)にも計画の具体化が必要であるとし、同区間のほぼ中間、千葉山武市域(松尾横芝IC~山武成東IC間)を、その候補地とすることを確認したそうです。
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