支払い遅延でエンジン停止! 新型コロナで注目の新自動車ローン ワケありの人もOK
返済率99%! 新型コロナで注目集まる
――地方銀行のサービスとして多く採用されているのは、なぜでしょうか?
クルマの重要度が都市部とは違うからです。地方では電車やバスがなく、工場に勤めたいのにクルマがないから勤められない、という方もいらっしゃいます。
――踏み倒されるようなことはないのでしょうか?
99%の方がしっかりと返済されています。というのも、エンジンが停止しても、お金が払われればすぐにエンジンがかかる、という点がミソだと思っています。日本では余裕を持って「支払いから1、2営業日で起動停止解除」としていますが、フィリピンなどでは「MCCS」と決済システムが連携していて、支払いから数秒での解除も可能です。動かない期間が長くなるほど、返済のモチベーションも下がってくるのかな、と思っています。
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GMSでは銀行以外の機関とも連携し、全国の窓口を通じて「MCCS」を使ったローンの仲介をしていますが、新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、問い合わせが増えているといいます。それまでの仕事が継続困難になり、「ウーバーイーツ」や「アマゾンフレックス」といったサービスの配送スタッフに登録したり、個人事業主として宅配業を新たに始めたりする人が増えているからだそうです。
「実績のない個人事業主でも自動車ローンを組めます。四輪車だけでなく二輪車、原付などでも可能です」(GMS)
フィリピンやインドネシアでは、いわゆるライドシェア(相乗り)サービスを始める人にも多く利用されているといいます。
なおこのサービスは、業務や通勤などでクルマを必要とする人が対象で、クルマのおもな用途が余暇やレジャーという人は利用できないとのこと。銀行経由でも基本的に同条件だそうです。
【了】
この条件で年利12%らしいので信販会社もビックリですね。
市中では中古車業者が自社ローンと称して金利の代わりに元値を上げて分割にするという手法も横行してますし、それに比べればまだマシとも言えますが…
やっぱりクルマがらみの記事で「新型コロナ」というと……