【マンガ】フィンランド旅行で感じた周囲の親切 そして気付いた「居心地のよさ」とは

フィンランドの首都ヘルシンキを旅した作者。外国語が苦手ながらも、周囲の助けを得ながら美術館を巡っていきました。そのなかで作者は、親切さとは別に「居心地のよさ」を感じます。その理由とは……。

ヘルシンキ旅行を通じて感じた親切と居心地のよさ

 2019年の11~12月、フィンランドの首都ヘルシンキをひとりで訪れた作者。海外旅行の経験は豊富ではなく、英語も「かな~り苦手」とのことですが、フィンランド絵画を見て回ろうと、ヘルシンキ周辺の美術館を巡りました。

 この旅行をマンガにしてTwitterに投稿したのは、画家のタダノ(只野彩佳)さん(@tadano_chan)です。公用語のフィンランド語やスウェーデン語も分かりませんでしたが、道に迷ったときや不慣れなセルフレジの操作などその時々で周りの人々に助けられた体験を描きました。

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ヘルシンキで人々の親切さとともに感じたこととは……(画像:タダノ〈@tadano_chan〉)。

 タダノさんは旅先で、人々の親切さとともに「居心地のよさ」を感じます。その「よさ」の理由は「人に見られている感じがしない」からでした。「自分が周りにどう思われてるかそこまで気にしなくていいんじゃないかと思いましたし、他人がどんな人で何してるかとかも自分とはさほど関係ないことなんですよね。それでいて困ってる人がいたらその時声をかければいいんだと思いました」と心境の変化について振り返ります。

 今回の旅を通じてタダノさんは「フィンランドでは日本と日照時間の長さ、太陽の高さも違っていたので、改めて日本の景色の特徴も意識させられました。作品制作において、描こうとする景色がどんな場所なのかさらに具体的に考えるきっかけになりました」と創作活動についても影響があったそうです。

【了】

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