おうちで観よう「総火演2020」その規模や演習内容は? 19式装輪自走砲も登場

新型コロナの影響で公開演習が中止になった2020年の「総火演」は、演習に参加する部隊の規模も縮小したうえで限定実施、一般にはネット生配信で公開という形をとります。どんな演習内容なのか、陸上幕僚監部広報室に聞きました。

ヘリコプターや水陸両用車は参加せず

 陸上幕僚監部広報室の話では、前述したように、今回の「総火演」は近傍部隊のみで実施するため、水陸両用車(AAV-7)や各種ヘリコプターの参加はないとのことです。

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陸上自衛隊の新装備である19式装輪自走155mmりゅう弾砲(2019年8月、柘植優介撮影)。

 そのようななか、見どころは昨年に続いて登場する「19式装輪自走155mmりゅう弾砲」でしょう。いわゆる車輪式のトラックタイプの車体に長砲身の155mm砲を搭載した自走砲です。

 2019年の「総火演」で初めて一般公開されましたが、射撃は行いませんでした。牽引式の155mmりゅう弾砲FH70との動きの違いや、射撃準備に要する時間差を、映像で確認できるでしょう。

 規模が縮小されるとはいえ、演習自体は10時開始、12時15分終了で、10式戦車や16式機動戦闘車などの射撃は例年どおり実施されます。2020年はインターネット配信で陸上自衛隊の装備品の動く姿を視聴しましょう。

【了】

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子供のころから乗り物全般が好きで、車やバイクはもちろんのこと、鉄道や船、飛行機、はたまたロケットにいたるまですべてを愛す。とうぜんミリタリーも大好き。一時は自転車やランニングシューズにもはまっていた。

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コメント

1件のコメント

  1. 最初の記事では「19式の射撃が目玉」とタイトルまで書いていたのに、

    実際には射撃しないと分かると、訂正案内もださずに本文と内容を変更。

    防衛省に問い合わせたとありますけど、本当にやっているんですか?