ANA 機内や空港での新型コロナ感染予防策をまとめる 利用者が協力すべきポイントは?
ANAが利用者に対し、いつANA機は機内を消毒しているのかなど新型コロナウイルス感染拡大を予防する取り組みと、今後利用者はどのように飛行機に乗ればいいのか、といったポイントをまとめて紹介しています。
国際線機材では毎便 国内線機材では毎日消毒
ANA(全日空)が2020年5月21日(木)、同社の利用者に対し、新型コロナウイルス感染拡大を予防する同社の取り組みと、今後利用者に協力してほしいポイントを、まとめて発表しています。
機内環境についてANAは、機内の空気は客室内に滞留せず常に天井から床下へ流れ、約3分で外気とすべて入れ替わる設計となっているといいます。加えて全機に高性能フィルターを搭載、これは、病院の手術室の空調設備で用いられるようなものと同等レベルのろ過機能を有するものとしています。
このほか、ANAグループで運航するすべての飛行機に対し、国際線用機材は毎便、国内線用機材も毎日夜間に消毒を実施するほか、今後国内線運航便は毎便トイレの清掃、除菌を行っているそうです。
またANAは空港、機内、ラウンジなどで常に衛生的で清潔な環境を用意するよう取り組むとしています。
空港では、スタッフのマスクやフェイスシールドの着用、チェックインカウンターのビニールカーテンの設置、保安検査場入り口付近での検温実施といった、一部空港においてはすでに導入済みの対応を、順次拡大していくとのことです。
機内では飲食物、機内販売や機内誌などのサービスを休止、または簡素化してのサービス提供をするほか、今後希望者にはテーブル使用の際などに、除菌シートを提供するといいます。
ラウンジでは、飲食物を個包装で提供するなどサービスを制限、縮小するなどで対応、ラウンジや飲食物提供エリアの入り口に消毒液などを設置する取り組みを拡大していきます。
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