不思議な地名「徳次郎」何と読む? 「その読みは違う」の声 難読に変更の動き

「とくじら」に戻す動き 実現なるか?

 長年、行政上の読みと呼び名が異なっていた「徳次郎」ですが、2020年4月、地元自治会などが宇都宮市へ読み方を変更する要望書を提出しています。それに関わった前出の池田さんは、「一度決められた読みは変えられないと思っていましたが、どうも変えられるらしいということを知り、読み変更の要望書を決議しました」と話します。

 これが認められれば、2021年3月にも新名称となる見込みだそうです。平易な読み方が、あえて難しい読み方へ変更されるというのは珍しい事例でしょう。栃木県道路公社もこれが実現すれば、日光宇都宮道路の案内標識などの読み方を、再び元の「とくじら」に戻すとしています。

 ちなみに、徳次郎ICは旧氏家町方面へ通じる国道293号に接続していることから、日光宇都宮道路の本線上の案内標識には「徳次郎 氏家」と書かれていました。しかし氏家町は合併により「さくら市」になったため、現在は「徳次郎 さくら」と、どちらも人名のような表記になっています。

【了】

【画像】滋賀の「米原」も読み方バラバラ

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1件のコメント

  1. 意味わからん