無知か死ぬ気か 首都高への危険な「誤進入」 ナビアプリに課題? 宅配業者も増加傾向
「首都高であることを目立たせる対策」で件数減も 悩ましい認知症と酒酔い
――どのような対策を行っているのでしょうか?
おもには、出入口で「首都高であることを目立たせる」対策です。外国人の立ち入りが多い場所では、多言語で注記喚起をし、件数が減ったところもあります。また、誤進入を検知し、交通管制室から文字メッセ―ジと音声で警告するシステムを導入しているところでは、それを聞いてUターンしていくケースも多いです。
一方で、対策が難しいのが認知症と酒酔いです。これらの事案が多い出入口の傾向はあり、対策もしていますが、思うように件数が減りません。
――ナビアプリに導かれる誤進入については、どう対策していますか?
利用が特に多い、あるナビアプリは、そのまま使えば自動車モードで案内されて意識せず首都高へ入ってしまうことがあるため、自転車や原付のモードを作ってほしいと事業者にお願いしています。ただ、そうしたナビアプリの提供者からは「難しい」との返事をいただいているところもあります。
また、アプリを活用する宅配事業者に使い方の注意喚起をお願いしてもいます。ただ、「配達員は個人事業主であり、それを使いこなすのは最終的に個人にゆだねられる」という回答もいただいたことがあります。
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なお、「NAVITIME」などのサービスを提供するナビタイムジャパンによると、出口側に誘導するようなケースがないことはもちろんとして、同社は自転車向けのサービスなども提供しており、それであれば自転車が通れないような場所に案内することはまずないといいます。
歩行者や自転車、原付の立入について首都高速道路は、「周りのクルマとの速度差が大きすぎ、いざ接触すれば大事故につながる恐れがあります」と話します。ましてや逆走については、自殺行為そのものであり「絶対にやめて下さい」と語気を強めました。見かけた場合は、道路緊急ダイヤル「#9910」または110番へ通報してほしいそうです。
【了】
ほぼほぼ無知な確信犯だろう。
特にスマホのナビゲーションではどこにいるかを確認するだけのシステムで、どの”道”にいるかどうかは確認していない。
だから妙な情報が出たと考える頭もない。
「自転車モードや原付モードの開発が難しい」とはシステム開発者の怠慢ではないか。
ヒューマンエラーを防ぐために必要とされることを理解しての発言とは思えない。
実際Webブラウザーで表示する地図サイトでも有料道路を通らない設定など普通にできるのだから、できない理由にはならない。