C-1輸送機のメッカ入間基地にも新型機の足音が 初の国産大型ジェット機C-1が消える日は?

国内の航空機メーカーが結集して開発した戦後初の大型ジェット機、C-1輸送機もすでに初飛行から半世紀。当たり前のように見られた機体も、日本の空から姿を消す日が近づきつつあります。現状と退役の予定を見てみます。

新型輸送機C-2の増勢でC-1はいつまで現役?

 その後、小牧基地のC-1は短期間でアメリカ製のC-130H輸送機に更新されたため、1980年代後半からC-1の運用は入間基地と美保基地の2か所になります。2000年代になると、C-1の老朽化や性能不足から、後継機の開発が本格的に始まり、新たな国産輸送機C-2が登場したことで、2010年代後半に美保基地のC-1もC-2へ置き換えられました。そのため、2020年7月現在ではC-1の運用は入間基地のみとなっています。

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航空自衛隊岐阜基地のC-1FTB飛行試験機。C-1の試作初号機を転用した機体で、外観が銀色なのが特徴(柘植優介撮影)。

 一応、岐阜基地でも飛行試験機(フライングテストベッド)として、C-1の試作初号機が飛んでいます。しかし、あくまでも各種装備品の試験用であるため、外観は銀色塗装で機首には細長い計測プローブが付くなど量産機とは異なっています。

 このようななか、2020年3月18日、鳥取県美保基地にC-2輸送機の量産9号機が配備されたことが報じられました。C-2輸送機は2018年度に防衛省と財務省の合意によって、調達数が22機と決まっています。試作機2機と合わせて約半数が、すでに航空自衛隊に引き渡された計算になるのです。

 他方で、2020年6月に防衛省が公開した「2020年度版航空自衛隊の概要」では、2020年度から入間基地にもC-2輸送機の配備が始まることが記されています。

 そうなると、既存のC-1輸送機の運用も近い将来終わるといえるでしょう。約30機導入されたC-1ですが、すでに現役機は約10機にまで減っています。

【写真】C-1輸送機から隊員降下&物資投下の瞬間

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コメント

1件のコメント

  1. 今は美保基地に残っているのはYS-11だけでC-1はありません

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