長~い連節バス一挙増便 1台で2台分 バスの運行効率化&路線の再編加速 西鉄

北九州市内では連節バス6台体制になります。

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西鉄バス北九州の連節バス(画像:西鉄)。

 西鉄バス北九州が2020年8月1日(土)から、北九州市内で運行している連節バスを増備し、大幅に増便します。

 同社は2019年7月から、小倉~黒崎間と小倉~戸畑間で2台の連節バスを運行しています。これを6台まで増備し、小倉~黒崎間は平日7往復から22往復まで増便。約30分間隔で運行し、利便性は格段に向上するとしています。なお、車両はメルセデス・ベンツの「シターロG」です。

 1台で2台分の輸送力を持つ連節バスの導入は、同社と北九州市が共同で進める「拠点間BRT」事業の一環です。これは連節バスの導入や、わかりやすい停留所の整備、路線バスとの乗継強化などのほか、定時性と速達性を向上させる専用走行空間を備えた、ひとつの運行システムとのこと。人口減少社会に対応し、バス路線の再編や効率化などを目的としたものだそうです。

 今後は現行ルートでの増便や、他ルートでの運行を検討し、将来的には合計10台の連節バス導入を目指すとしています。また、これを活用した幹線バス路線と支線バス路線の再編や、乗り継ぎ環境の整備などに取り組むそうです。

【了】

【地図】「特別快速系統」を名乗る北九州市内連節バスのルート

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コメント

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2件のコメント

  1. どうも売名臭漂うバスだな、連結機器で削がれるスペースを考えると2台分は大げさだろね。
    結局はドライバー不足を車両の拡大で補う事に無理があるんだよね、後ろから駆動車が押すから牽引無用とか、会社では牽引2種を取らせるとか?働き手の負担の視点てあるのだろうか?

  2. その分全体の便数を減らすという方向だと思うので、それを思うと複雑だけど、乗りたくなるバスとして魅力もアップしていると思う。連接バスが都心部を通行できる環境も魅力的。積極的に利用したい。