「タッチしやすい自動改札機」QR試験開始 JR東日本が都内2駅に設置 使いやすさを検証

他と同様のIC専用改札として通れます。

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「タッチしやすい自動改札機」のイメージ(画像:JR東日本)。

 JR東日本は2020年9月7日(月)、「タッチしやすい自動改札機」のQRコードを使った実証試験を東京都内の2駅で行うと発表しました。

 この改札機は新宿駅(新南改札)と、高輪ゲートウェイ駅に設置されています。「Suica」などのICカードと、QRコードの2種類に対応。ICカードタッチ部とQRコード読み取り部を判別しやすいように分離して配置し、さらに車いすの人や子どももタッチしやすいよう、ICカードのタッチ部とモニター部を従来の水平から斜めに変更しています。

 ICタッチ部の実証試験は2月から行われていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期されていたQRの実証試験はこの9月から始まることになりました。

 実証試験では、試験用のQR券(紙媒体、スマートフォン)の使いやすさ読み取り部のかざしやすさをはじめ、利用客の改札通過への影響を幅広く評価するとともに、初めてQR券を使用する観点や、繰り返しQR券を使用した場合の使いやすさの変化などの観点での評価も実施するといいます。

 期間は、新宿駅が9日(水)から30日(水)まで、高輪ゲートウェイ駅が15日(火)から29日(火)まで(24日から27日までを除く)。実証試験はJR東日本の社員や一般のモニターが参加します。

 なお、この「タッチしやすい自動改札機」は、実証試験中も通常のIC専用自動改札機として誰でも使えます。実証試験終了後は、10月から12月にかけて順次撤去される予定です。

【了】

「タッチしやすい自動改札機」全体イメージ

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コメント

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5件のコメント

  1. QRコードを使ってない人の多くはQRなんて文字で書いたってわからないだろうから、視覚的に従来の位置にICを誤タッチしてしまう人が多いのでは。またJRの改札機は奥のディスプレイがほとんど使われないので普段私鉄を使う者は拍子抜けするのだが、設計者にはそんな意見はフィードバックされないのだろう。

  2. 沖縄都市モノレールはQRコードだったような

  3. たぶん失敗作ですね、これは。
    5~6m手前から近づいてくる乗客の視界には見えにくいところにICタッチ部を付けてしまったので分からずにQR読み取り機にタッチする例が続出しますよ。
    メーカーの技術者が使う人のことを考えていないであろうこと丸見えって感じの残念なデザインです。

  4. JR東日本の設計者ってどうしてこうも利用者の使い勝手ガン無視の使いにくい設計するのかな!?
    人間工学を再履修してからやり直せ!と罵倒したくなるレベル。

    • ICカードリーダー部が残額モニターに近すぎるダメ設計が全く改善されていない時点で不合格。JRのあの位置じゃ立ち止まる位でないと表示が読めない。