「ETC2.0」ならではのメリット増えた? 高速道路外に広がるETCの活用

ETCに代わる新しいシステムとして、ETC2.0の普及が進んでいます。圏央道の割引、指定ICからの一時退出といったETC2.0ならではのメリット、ほかにどのようなものがあるのでしょうか。

ETC2.0ならではのメリットとは?

 ETCに代わる新しいシステムとして国ぐるみで普及が促進されているETC2.0。国土交通省が統計を取り始めた2016年4月時点の利用率は1.5%でしたが、2020年4月には25.7%に達するなど、徐々に増えてきています。なお、従来ETCを含めた全体の利用率は、約93%に達しています。

 ETC2.0ならではのサービスとして、最大1000kmぶんの広域的な道路情報が取得可能なこと、圏央道の料金2割引、指定のICからの一時退出(高速道路を降りて指定の「道の駅」に立ち寄れる)といったことが挙げられます。対象ICおよび道の駅も、2020年現在で全国23か所まで増えました。

Large 20200920 01
ETCレーンのイメージ(画像:写真AC)。

 そして、かねて予定されていたETCの「多目的利用」についても、徐々にですが進んでいます。

 ETCを利用した決済では、従来型でも高速道路の料金支払いだけでなく、街なかの様々な場面に対応させる実証実験が行われています。例を挙げるとフェリーの決済と乗船手続きの簡素化、小売店のドライブスルーや駐車場などでの自動決済などです。

 ETC2.0ならではの機能としては、たとえばETC対応の駐車場でシステムを連動させ、車載器から空き車室などを案内するといったことが予定されています。また東名高速の豊橋PAでは、ETC2.0を搭載した大型車を対象に、駐車場の予約システムを運用する社会実験も行われています。

 ETC2.0については今後、高速道路の混雑度合いに応じて空いているルートを選択した場合に料金を割引く、といった道路とクルマのデータを掛け合わせたサービスの展開も予定されています。

【了】

★★「ETC2.0ならでは」のサービスを写真でチェック★★

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス