内田宗治(フリーライター)の記事一覧
Writer: 内田宗治(フリーライター)
フリーライター。地形散歩ライター。実業之日本社で旅行ガイドシリーズの編集長などを経てフリーに。散歩、鉄道、インバウンド、自然災害などのテーマで主に執筆。著書に『関東大震災と鉄道』(ちくま文庫)、『地形で解ける!東京の街の秘密50』(実業之日本社)、『外国人が見た日本 「誤解」と「再発見」の観光150年史』(中公新書)』ほか多数。
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隣県より“遥か彼方の東京”の方が早く… 50年で遠くなった都市間鉄道ランキング
隣県の県庁所在地どうしを鉄道で移動する場合、2023年と半世紀前を比較すると、むしろ所要時間が増加している例が多数あります。「遅くなった」順にワースト5位を調べてみると、国鉄・JRがどのような姿勢で成長してきたかが見えてきます。
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渋谷~原宿は「乗務員泣かせ」の難所だった 昔の山手貨物線 「絶対に煙を出すな」区間
山手貨物線にSLが走っていた頃、渋谷~原宿付近は「乗務員泣かせ」の難所でした。やや上り勾配となり、推進力を得るために石炭を多量にくべなくてはなりませんが、それが禁止されていたからでした。
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JR中央線「都心の絶景区間」に挟まる“残念な車窓”のナゼ 水辺から離れる水道橋~飯田橋
JR中央線は御茶ノ水から四ツ谷にかけ、神田川の谷やお濠沿いを走り風光明媚な車窓が展開されますが、途中の水道橋~飯田橋間だけ、単調な景色が挟まります。この“1区間だけちょっと残念な車窓が入ってしまった理由”を探ります。
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JR山手線内側の「廃線」をたどる 新国立競技場にかつて“駅” 響いていた軍靴の音
新国立競技場はかつての青山練兵場に位置します。同地には通称「青山練兵場停車場」があり、ここを出た陸軍の専用列車が千駄ケ谷駅の信濃町寄りで、現在のJR中央線に乗り入れていました。ただ、痕跡は全く残っていません。
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井の頭線も“第二山手線”の一部だった? 秘蔵資料で判明 直通計画と「明大前駅の平面交差」
現在のJR山手線の外周にもうひとつ線路を敷設しようとした「東京山手急行線」。実現していれば、私鉄や現在のJR中央線など多数の路線と交差することになりました。しかし井の頭線とだけは、ほかと事情が異なったようです。
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戦前の幻「第二山手線」の痕跡が“明大前だけ”に残っているワケ 井の頭線の妙に長い橋の秘密
京王井の頭線の明大前駅付近には、同線が通る脇にもうひとつ線路を通せそうなスペースがあります。未成線である東京山手急行線の予定地として知られますが、その遺構はなぜ、ここ明大前駅のみにはっきりと残っているのでしょうか。
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山手線に“第二”構想があった! 幻の鉄道、そのルートやダイヤを探る
現在のJR山手線の外周にもうひとつ線路を敷設する――そのような計画が過去にありました。題して「山手急行電鉄線」、通称「第二山手線」です。結局、実現には至りませんでしたが、どのような構想だったのかを探ります。
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花小金井駅の「花」って何? 実は西武の名称戦略、いまも幅広ホームに名残あり
駅名には東西南北や「新」、旧国名を冠するものがあります。「小金井」もそうで、西武多摩川線の新小金井、JR中央線の武蔵小金井などがありますが、西武新宿線には「花小金井」が存在します。「花」の意味は何でしょうか。
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都電の線路を移設しての大工事 何を造っている? 雑司ヶ谷は「大正~令和の3階建て」に
都電荒川線の鬼子母神前~都電雑司ヶ谷付近で、線路の移設を伴う道路などの大がかりな工事が行われています。完成すると、大正から令和まで4つの時代の「都市計画」が、「3階建て」で実を結びます。
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なぜ京王線の線路幅は都電サイズ? 「元 京王電車ここを通る」標柱にヒントあり 廃線たどる
井の頭線を除く京王線の線路幅は、JR在来線やその他の私鉄が採用する狭軌より広く、新幹線の標準軌より狭いものです。これは都電荒川線などと同じサイズ。これには歴史的な理由があります。