凪破真名(歴史ライター・編集)の記事一覧
Writer: 凪破真名(歴史ライター・編集)
なぎはまな。歴史は古代から近現代まで広く深く。2019年現在はフリー編集者として、某雑誌の軍事部門で編集・ライティングの日々。趣味は自衛隊の基地・駐屯地めぐりとアナログゲーム。
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オトコの作業服着が発祥!「セーラー服」はなぜ女性のファッションとして浸透していったのか?
女子学生の制服として2024年現在でも見かけることのあるセーラー服は元々、海軍に従事する水兵の制服でした。なぜこの服装が女性のファッションアイコンになったのでしょうか。
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「プロペラ裏からズドドドって弾が!?」“フォッカー懲罰”プロペラ撃ち抜かないを搭載した初の戦闘機が与えた衝撃とは
第一次世界大戦の初期、プロペラを撃ち抜かない画期的な機能「同調機関」がドイツで開発されました。この機能を初搭載したのがフォッカー「アインデッカー」で同機の活躍はイギリスでは「フォッカー懲罰」と呼ばれました。
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戦艦は金かかる…「なら駆逐艦に巨砲載せれば!」政治に翻弄された“異形の軍艦” 新技術使ったのに大失敗なぜ!?
艦に大きな砲を搭載すれば火力は上がりますが、そのぶん反動も強く転覆する危険も高まります。その問題を解決するのでは、と第二次世界大戦前に期待されていたのが無反動砲と駆逐艦の組み合わせでした。
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「どこから撃たれた!?」パリ市民がパニック! 100年前のドイツが造った“驚愕の戦略兵器”とは
今から100年以上前の第一次世界大戦で火砲は劇的な進化を遂げました。なかでも「パリ砲」と呼ばれる超大型砲は、成層圏まで弾を到達させるという記録を達成。パリ市民から恐れられました。
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「救助ヲ乞フ…」日露戦争で敵兵を介抱した島根の人々って!? 120年続く祭りの原点にも
世界史にもその名を刻む日露戦争での日本海海戦。東郷平八郎司令長官率いる日本艦隊の完全勝利となったことはよく知られますが、その裏で、人知れず沈んだロシア船の乗組員を救った島根の人々がいました。
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最高の栄誉が「信楽焼のタヌキ」トロフィーなぜ!? 米軍パイロットは満足なのか? 実は宇宙にまで行ったことも
アメリカ海軍航空隊には、最高の栄誉とされる「マザートロフィー」なる賞があります。これは非公式の賞で、しかもトロフィーはなぜか信楽焼のタヌキの置物なんだとか。なぜ、信楽焼のタヌキが用いられるのでしょうか。
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海ないのになぜ戦艦!? かつて日本とも戦ったヨーロッパの内陸国とは「潜水艦長」には有名人も
かつてヨーロッパ屈指の海軍力を誇ったオーストリア。「なぜ内陸国に海軍が?」と思うかもしれませんが、実は100年ほど前は欧州列強のひとつに数えられた国で、戦艦や潜水艦を多数保有していました。
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歴史を変える大発明だった!?「ヘリコプターの元祖」だったかもな変態機 まさかの後世に大きな影響も
第一世界次大戦中、参戦各国は砲撃での着弾点観測に困っていました。そこで現在のヘリに通ずるプロペラ推進でホバリングができる機体が考えられることになります。
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「ほら撃ってこい」と挑発する仕事!? 米空軍の“最も命知らず”な戦闘機部隊とは? そんな任務「冗談じゃねえ!」が合言葉
アメリカ空軍には、「ワイルドウィーゼル(凶暴なイタチ)」という名前を持った戦闘機部隊が存在します。彼らはアメリカ空軍最強の戦闘機乗りたちで構成されており、「命知らず」などとも呼ばれています。
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「艦」と「船」どっちなの? ふたつの“肩書”を持つ「しらせ」のナゾ 南極調査員を乗せずに出港も!?
南極調査に向かう際に使用する「しらせ」という船があります。この船は文部科学省国立極地研究所の南極地域観測隊の輸送や研究のために建造された船です。自衛隊の砕氷艦とも呼ばれます。ふたつの呼び名があるのはなぜなのでしょうか。