月刊PANZER編集部の記事一覧
Writer: 月刊PANZER編集部
1975(昭和50)年に創刊した、40年以上の実績を誇る老舗軍事雑誌(http://www.argo-ec.com/)。戦車雑誌として各種戦闘車両の写真・情報ストックを所有し様々な報道機関への提供も行っている。また陸にこだわらず陸海空のあらゆるミリタリー系の資料提供、監修も行っており、玩具やTVアニメ、ゲームなど幅広い分野で実績あり。
-
旧海軍「航空魚雷」秘密のパーツはベニヤ製!? 米軍驚愕の高速雷撃はどう実現したのか
現代では姿を消した兵器のひとつ「航空魚雷」は、WW2期までは文字通り先端技術の結晶です。旧日本海軍においても実用化は相応の困難をともなうものでしたが、その一端を担ったのは、ベニヤ製のごく簡単な構造のパーツでした。
-
「カチューシャ」から「HIMARS」へ 当たらぬゆえ多連装だったはずのロケット砲の系譜
ウクライナ軍とロシア軍で多連装ロケット砲が多用されているのは、前身である旧ソ連軍がそうだったから、といえるでしょう。そしてその旧ソ連軍の多連装ロケット砲といえば「カチューシャ」の名で知られます。
-
ミステリー? 露陣地に撃ち込まれた米製対レーダーミサイルの謎 誰が? 何から?
ウクライナ侵攻を続けるロシア軍陣地へ撃ち込まれたアメリカ製ミサイルが物議を醸しています。アメリカがウクライナへの供与を認めたものの、現時点でウクライナ軍が撃てるはずのないミサイルだったからです。その真相に迫ります。
-
新兵器の脅威に抗え! いまや幻の艦載火器「機砲」はなぜ急速に普及し消えたのか
現代的な艦艇の黎明期、いまではまったく見られなくなった「機砲」なる独特の機構を備えた火器がありました。現代の機関砲とも異なるこの火器が各国の艦艇に普及した背景には、とある「新兵器」の登場も関わっています。
-
ポーランドなぜいま韓国戦車を爆買い? その数実に1000両 大型契約締結の背景に何が
ポーランドが戦車をはじめとする韓国製兵器の大量導入を決めました。そこにはどのような背景があるのでしょうか。ポーランドの戦車事情を紐解きつつ、今回の大型契約に至った経緯や理由を解説します。
-
揺らぐ戦車のカタチ メーカーが模索する未来の姿は? 「ユーロサトリ2022」を振り返る
鳴り止まない戦車不要論の傍ら、メーカーはその進化の糸口を探り続けています。ウクライナ侵攻のさなかパリにて開催された兵器展示会で提示された「未来の絵」を見ると、戦車の概念そのものが変化しつつあるようです。
-
21世紀の砲兵部隊になぜ気球? その軍事利用の歴史 始まりは18世紀フランス革命戦争!
空を飛ぶ鳥の目線を得て、戦争は大きく変容しました。18世紀の登場以来、戦場で使われ続ける気球の歴史を振り返りつつ、陸上自衛隊でいまなお運用される気球の役割について解説します。
-
19世紀欧州「鉄道ゲージ戦争」いまに続くその功罪 ウクライナ侵攻で改めて浮き彫りに
鉄道のレール間の規格「ゲージ」にはいくつか種類があり、欧州では、大まかに東欧と西欧とで異なります。この差異、源流は鉄道の発達した19世紀に遡るわけですが、これが21世紀の現在にまで大きく影響を及ぼしているのです。
-
リアル合体/変身メカ「ボクサー」装甲車の装軌型ついに爆誕! その実際のところは?
少年の心をくすぐるワード「合体」「変身」を体現したかのような現用兵器である装輪装甲車「ボクサー」のラインアップに、ついに装軌式、いわゆるキャタピラで走るタイプの試作車が登場しました。その特徴や意図などを見ていきます。
-
聖ジャベリン様も払底の危機か どの国も陥りかねない現代戦の思わぬ「落とし穴」
ロシアによるウクライナ侵攻は、高価な「タマ」を撃ち合う現代戦であり、そして長期に及ぶにつれ、支援国を含むいずれの陣営にも「タマ切れ」問題が浮上してきました。戦いの様相は先祖がえりしていくのでしょうか。