月刊PANZER編集部の記事一覧
Writer: 月刊PANZER編集部
1975(昭和50)年に創刊した、40年以上の実績を誇る老舗軍事雑誌(http://www.argo-ec.com/)。戦車雑誌として各種戦闘車両の写真・情報ストックを所有し様々な報道機関への提供も行っている。また陸にこだわらず陸海空のあらゆるミリタリー系の資料提供、監修も行っており、玩具やTVアニメ、ゲームなど幅広い分野で実績あり。
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そっち向きに飛ぶの!? 異形の旧海軍機「震電」 ぶっとんだ設計のワケ
新作映画『ゴジラ-1.0』に、ゴジラに対峙する兵器として、旧日本海軍の局地戦闘機「震電」が登場します。ただ史実では、「震電」は敵重爆撃機への迎撃機として生産されました。地上にいるゴジラに、果たしてどこまで有効でしょうか。
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ウクライナに「泥将軍」は現れる? 過去にはヒトラーも足止め… 微笑むのはロシアか
ウクライナの地にいる「泥将軍」。かつてはナポレオンやヒトラーの軍隊を撃退し、「冬将軍」とともにロシアの救世主でもありました。水を含んだ泥は車両を足止めし、ウクライナ軍の反攻を阻止するには好都合ですが、今年はワケが違うようです。
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「ゲーム世代向けの戦車」とは? イスラエルのメルカバ改良版「バラク」 現実と仮想ここまで混濁
イスラエルが同国の主力戦車「メルカバMk4.m」とよく似た外見の戦車「バラク」を量産するようです。市街地戦を想定して、ハードウェアは前世代的であれソフトウェアを更新し、“若い兵士が扱いやすいよう”工夫が凝らされているといいます。
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「最後に引き金を引く人間」がジャマになる時代 ロボ兵器vsロボ兵器 揺れる意思決定のあり方
ドローンに代表されるように、現代戦では無人機が活躍しています。では、戦争を全てロボットが行う時代は来るのでしょうか。人間の意志を介さずにロボットが武器を使用する時代が、もう近づいています。
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イスラエル鉄壁のバリア「アイアンドーム」 対ハマスでどうしても“割り切り”必要なワケ
テロ組織「ハマス」の攻撃にさらされるイスラエル。同国は、飛んでくる砲弾やロケット弾を迎撃できる「アイアンドーム」と呼ばれる防空システムを持っています。ただハマスも、これが万能ではないことを知って大規模攻撃を仕掛けました。
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「中国には勝てない」の烙印 M1エイブラムスはいつまで世界最強でいられるか アメリカ自身が押したワケ
制式化から40年あまり、改修を繰り返しながら運用され、世界最強とも称されるアメリカのM1エイブラムス戦車に、アップグレード版であるM1E3の開発が発表されました。しかしM1自体が「中国と戦う頃には無力になる」という烙印を押されてしまいます。
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「え、戦車じゃないの!?」魔改造&擬装がすぎるイスラエル異形の兵器 長らく極秘だったワケ
歴史的に周辺国との戦争が絶えないイスラエルは、ユニークな兵器を持つことで知られます。主砲を備えた、一見すると戦車に見える「自走式ミサイルランチャー」もそのひとつですが、その存在は写真に捉えられてから9年間極秘でした。
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「空の民主化」=「空爆の民主化」? 誰でも飛ばせるドローンで一変した戦場
飛行家や軍人など、もともと限られた人しかアクセスできなかった「空」という領域は、ドローンの登場で「民主化」されました。扱いやすさは社会へ変革をもたらしましたが、これは戦争の在り方にも大きな影響を与えています。
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レオパルト2×ルクレール=欧州スーパー戦車!のはずが… 独仏共同開発に暗雲、なぜ?
ドイツの戦車にフランス戦車の砲塔を組み合わせた車両が、2018年の兵器展示会で話題となりました。自国で生産できる2国が協働すればスーパー戦車が出来上がりそうですが、いま、その試みは順調とはいえないようです。
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段ボール製ドローンで戦果!? ウ軍の高コスパ兵器は有望か幻想か 長所は「チープすぎること」
ウクライナ軍のドローンがロシアの飛行場を攻撃、使われた機体はなんと段ボール製でした。1機3000ドル程度、ホビー用ラジコン飛行機のような簡素なつくりだそうですが、なぜチープな兵器で攻撃を試みたのでしょうか。