柘植優介(月刊PANZER編集長)の記事一覧
Writer: 柘植優介(月刊PANZER編集長)
創刊40年以上を誇る老舗軍事雑誌(http://www.argo-ec.com/)の編集人。子供のころから乗り物全般が好きで、車やバイクはもちろんのこと、鉄道や船、飛行機、はたまたロケットにいたるまですべてを愛す。一時は自転車やランニングシューズにもはまっていた。
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「増毛廃止後」も存続危うし! JR北海道、普段の留萌本線に乗ってみた
増毛駅までの区間が廃止され、現在は深川~留萌間が残るJR北海道の留萌本線。JR線のなかで最も短い「本線」を名乗る路線ですが、廃止が取り沙汰されています。普段はどんな路線なのか、実際に乗ってきました。
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廃線まで1年を切ったJR北海道「札沼線」末端区間のいま 札幌~新十津川間を乗ってみた
「始発が終列車」――何を言っているのかわからないかもしれませんが、そのような鉄道路線が実在します。「日本一の閑散路線」こと、JR北海道 札沼線の浦臼~新十津川間がそれです。2020年5月の廃線を前に、実際に乗ってきました。
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「戦車の母国」イギリスになぜ「史上最悪の戦車」ができたのか 試行錯誤の証とは?
イギリスは「戦車の母国」というだけあり、目指したものは理解できても、なぜそうなってしまったのかという失敗作も多数。「大英帝国の暗黒面」とも称される、試行錯誤の歴史を紐解きます。
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最古参巡視船「そうや」の40年とは 先代は南極観測船「宗谷」、なぜ2代目は海保に?
南極観測船として広く知られる初代「宗谷」、その名を継ぐ2代目が2018年11月22日、竣工40年を迎えました。海保巡視船の2代目も、実は砕氷船です。
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血脈は自走砲から重機まで、陸自73式けん引車ファミリーとは?(写真10枚)
20年以上前に退役しつつも、その派生型が続々と作られいまに血脈を残す陸自装備、73式けん引車。やや地味な装備ですが、その派生型には、実にハデに活躍しているものもあります。
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装甲車、警察はなぜ自衛隊のものを流用しないのか 独自開発を必要とした理由(写真15枚)
警察でも「装甲車」は広く使用されていますが、たとえば自衛隊のものを流用したという話は聞きません。「装甲車」とは言いますが、見た目もかなり違います。なぜ、各々で独自開発という非効率的なことをしているのでしょうか。
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対NBC最後の砦! 「装甲」に意味がある緊急車両、陸自の化学防護車&NBC偵察車とは?(写真13枚)
パトカーはじめ、道路を緊急走行できる車両は各種ありますが、陸自の装甲車にもそうした緊急車両があります。もちろん装甲車であることに意味があるのですが、全国に配備されているというこの化学防護車&NBC偵察車、どのようなクルマなのでしょうか。
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いまに残る旧陸軍の遺産、朝霞の一○○式鉄道牽引車は線路も道路も走るハイブリッド!(写真13枚)
鉄道の線路上も普通の道路も両方走れる「軌陸車」。陸自朝霞駐屯地の、国内で唯一現存する旧陸軍の軌陸車「一〇〇式鉄道牽引車」はなぜ作られ、そしてなぜいまそこにあるのでしょうか。
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「JPN TAXI」自衛隊への思わぬ影響 商用「クラウン」消滅で黒塗り将官車どうなった?
タクシー業界では、トヨタの新型車両「JPN TAXI」がそれまでの商用「クラウンセダン」を代替していっていますが、その影響は自衛隊にも及んでいました。いわゆる黒塗りの将官車に採用されていたからですが、生産終了でどうなったのでしょうか。
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新型イージス艦「まや」進水 海自初の「共同交戦能力」搭載 海上自衛隊
海上自衛隊の新型イージス護衛艦が進水、艦名は「まや」と命名されました。従来の海自艦艇にない「共同交戦能力」を付与されているといいます。