月刊PANZER編集部の記事一覧
Writer: 月刊PANZER編集部
1975(昭和50)年に創刊した、40年以上の実績を誇る老舗軍事雑誌(http://www.argo-ec.com/)。戦車雑誌として各種戦闘車両の写真・情報ストックを所有し様々な報道機関への提供も行っている。また陸にこだわらず陸海空のあらゆるミリタリー系の資料提供、監修も行っており、玩具やTVアニメ、ゲームなど幅広い分野で実績あり。
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巡洋艦「ウクライナ」 沈んだ「モスクワ」同型艦ながらあまりに異なる航跡を追う
ロシアの首都名を冠した巡洋艦「モスクワ」沈没の報は、大きな話題になりました。実はウクライナにも「ウクライナ」というフネがあり、しかも「モスクワ」と同型艦なのですが、その航跡はずいぶんと違います。
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ウ侵攻中のロシア軍に見られるイタリア製装甲車は何者? 歴史ある戦車大国の屈辱!
ウクライナへ侵攻中のロシア軍にイタリア製装甲車両が見られます。元々ロシア軍が装備していたものですが、戦車大国のはずのソ連/ロシアがなぜ外国製装甲車を使用しているのでしょうか。その背景を追います。
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戦車などはどのように身を隠すの? いまなお大事な「古典的」カモフラージュの技術
周囲に溶け込み敵に悟られないようにする光学的カモフラージュは、各種センサーが発達したいまとなっては古典的な技術といえるでしょう。ところが昨今の変わりゆく戦争のなかで、再び重要性が増すことになる…かもしれません。
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「空飛ぶ戦車」は限界に達したのか 墜落のKa-52攻撃ヘリ 精彩欠くロシア用兵の要
ロシア軍の用兵「全縦深同時打撃」では、攻撃ヘリが重要な役割を務めます。Ka-52はその任に当たる攻撃ヘリのひとつですが、ウクライナ侵攻においては無残な姿をさらし、変わりゆく戦争のカタチを象徴するかのようです。
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ウクライナの守護天使「聖ジャベリン」のリアル 対戦車ミサイルでの戦いかたとは?
対戦車ミサイル「ジャベリン」が、ウクライナの守護天使として信仰を集めています。もちろん半ば冗談のネットミームですが、一方で戦場ではかなり頼りになるのも事実。どのような兵器で、どのように運用されるものなのでしょうか。
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隠れた戦車王国ウクライナの先走りすぎた戦車T-64 大難航の開発から半世紀
およそ兵器というものは、誰でも使え、故障の少ない堅実なつくりをよしとするものですが、時として新機軸を盛り込んだ野心的なものが生まれます。旧ソ連時代にウクライナで作られたT-64戦車は、輪をかけて斬新すぎるものでした。
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ロシア使用の「燃料気化爆弾」は「TOS-1」か その兵器特性と見えてくる戦場の現状
ロシア軍がウクライナ軍との戦闘において、いわゆる燃料気化爆弾を使用したとの報道がありました。「燃料気化爆弾」にも様々な種類があり、地上兵器のTOS-1と見られます。その根拠と兵器特性、そこから見える現状などを解説します。
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ソ連から逃げろ! スターリンを悩ませたドーリットル8番機問題とその乗員の「脱出劇」
日本を初めて空襲したことで知られるドーリットル爆撃隊、その8番機は予定を大きく外れウラジオストク付近へ着陸しました。ソ連から準捕虜の扱いを受けるその乗員たちが演じた「決死の脱出劇」を追います。
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潜水艦にトナカイ乗務…なぜ? 英潜水艦艦長を悩ませた「ジョークか外交儀礼か」問題
古くから軍艦は、他国との外交の役割も担ってきました。艦長ともなれば相手国にとっては貴賓客になります。そうした背景に、WW2期のなんとも微妙な英ソ関係が加わって起きた、冗談のような本当のお話です。
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海没F-35Cに中国はどう出る? 現場は南シナ海! 有事へ発展する可能性はあるのか
戦闘機といえば軍事機密のカタマリで、米海軍のF-35C戦闘機もまさにそれですが、よりにもよって中国の目と鼻の先、南シナ海に没んでしまいました。アメリカは当然、サルベージ作業を実施します。これに対し中国はどう出るのでしょうか。